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原因はひとそれぞれ!適切な対処法でいびきを改善

原因はひとそれぞれ!適切な対処法でいびきを改善

いびきというと、年配の男性のイメージが強いと思います。
ところが、最近は若い女性にも増えていて、いびきに悩んでいる人は、実はちょっとずつ増えているのです。

しかし、睡眠中ということもあり、自分がいびきをかくことは知っていても、どの程度かいているのかはわかりにくいのが、いびきの厄介なところ。
友達や彼氏、彼女、会社の人に、「いびきすごかったね!」といわれる前に、いびきは改善したいですよね。

今回は、ちょっと人には言えない睡眠中の悩みの1つ、いびきの原因から改善法までご紹介します。

人に言いにくい睡眠の悩み「いびき」

いびき なぜ起こる

自分では気づきにくいけれど、人に指摘されるとショックなうえに恥ずかしい悩みがいびき。
睡眠中のことなので、自分で気づくのはなかなか難しいものです。

特に女性の場合は気づいたとしても、誰かに相談するのもはばかられるという人がほとんどでしょう。
もちろん男性の場合も開き直ってばかりもいられません。

そんないびきは怖い病気が原因の場合もあります。
人には聞けないいびきについて、原因にはどんなものがあるのかを理解し、適切な対処法を施すことで改善していきましょう。

いびきの原因は何?なぜ起こる?

どこから出ているのだろう?と不思議になるほどの轟音がするいびきもあれば、ちょっとうるさい寝息程度のものもあるいびき。
迷惑度は異なっても、基本的に音が出る仕組みは同じです。

とはいえ、いびきをかいてしまう原因は人それぞれ。
どんなことが原因でいびきになるのでしょうか?

いびきの原因と音を出す仕組みとは?

いびきは、眠っている間の呼吸によって起こる雑音のこと。
空気の通り道である気道が何らかの原因で狭くなり、鼻やのどの粘膜が振動することで音が出る仕組みです。

すべてのいびきの仕組みはこれ。

気道を狭くするのは、舌や舌を支える筋肉、首についた脂肪などです。
例えば舌を支える筋肉が衰えると、眠っているときに舌が喉の奥に落ち込み、気道を狭くするためいびきをかいてしまいます。

このように気道が狭くなる原因こそが人それぞれにあるのです。

身体的な特徴が原因のいびき

いびきの仕組みに関わる気道が狭くなる原因には、身体的な特徴や身体の変化によるものがあります。

肥満や二重顎が原因に
肥満になると当然首の周りに脂肪がつきます。
肥満の人にいびきの悩みが多い理由がそれです。

同様に二重あごの人も首周りに脂肪がついています。
二重あごは、実は痩せている人でもなる可能性があります。

その原因は、舌を支える筋肉や首を覆う筋肉など、首の周りの筋力が低下するため。
柔らかいものばかり食べていたり、あまり噛まずに飲み込んでいたりすることで筋力が落ちてしまうのです。

小顔女性の小さいあごも原因に
若い女性にいびきの悩みが増えている原因としては、特に10~20代の若い女性の特徴でもある小顔が挙げられます。

彼女たちのあごは細く、その分気道も細くなっています。
また、柔らかいものばかりを食べていて噛む力が弱いこともあごが小さくなる原因です。
あごの周りの筋肉が弱いため寝ている間に舌を支えられず、のどの奥に落ち込んで気道を塞いでしまい、いびきをかいているのです。

扁桃腺肥大が原因に
肥満でもなく、鼻炎でもないのにいびきの悩みがあるのなら、原因は扁桃腺が肥大しているからかもしれません。

扁桃腺は、のどの両側にあるリンパ組織です。
免疫機能を担い、口から入ってきた病原体から身体を守っていると言われています。

この扁桃腺が肥大している場合もいびきの原因に。
扁桃腺は、子供の頃は大きくなりますが、大人になるにつれ小さくなります。
しかし、個人差があるうえに大人になってから細菌やウイルスの侵入によって大きくなる場合もあり、気道を塞いでしまう原因となります。

扁桃腺肥大は、いびきの原因のみならず、下記で紹介する睡眠時無呼吸症候群の原因となる場合もあるので注意が必要です。

日々の体調もいびきの原因に

いびきは、体調が原因で起こることもあります。
どんなことが引き金になるのでしょうか?

筋肉を弛緩させる飲酒が原因に
アルコールを飲むと血行が良くなって鼻の粘膜が腫れて鼻づまりが起こり、鼻呼吸がしづらくなります。
また、筋肉が弛緩するため舌やのどの周りの筋肉が落ち込み、気道が狭くなり、いびきの原因となります。

鼻呼吸が難しくなる鼻炎も原因に
鼻炎やアレルギー、風邪が原因で鼻がつまると鼻呼吸ができなくなり、いびきをかきやすくなります。

ストレスがいびきの原因に
ストレスや疲労がたまっているときは、自律神経のバランスが崩れやすく、脳への酸素供給が乱れます。

脳は酸素不足になると、よりたくさんの酸素を取り込むために口呼吸を促します。
そのため、いびきが起きやすくなるのです。

病気が原因?いびきに隠れた病気

いびき 原因 病気

いびきは、病気によって起こることもあります。
緊急性があるものとじわじわと健康を蝕むものがあるので、たかがいびきと侮らずに対処する必要があります。

脳梗塞が原因のいびきは緊急事態

血栓が脳の血管に詰まって、その先に血液が流れなくなる状態が脳梗塞です。
脳梗塞が原因で倒れたときにいびきをかく場合があります。
倒れた人がいびきをかいていたら、緊急事態と思ったほうが正解でしょう。

睡眠時無呼吸症候群

眠っている間に呼吸が止まったり、浅くなったりする睡眠時無呼吸症候群、これは睡眠障害の1つですが、この病気も大きないびきをかくことが特徴です。
その症状は、ひどくなると10秒以上呼吸が止まることが1時間に10回以上も続くのですが、呼吸をしている間はいびきをかき、呼吸が止まるといびきもピタッと止まるということを繰り返します。
呼吸が止まると無意識のうちに目覚めることになるので昼間への影響も大きく、居眠り運転などで交通事故を起こす原因にもなっています。

大きないびきと昼間の眠気がセットになっている場合は、こうした病気を疑ってみる必要があります。

関連記事:生存率UP!睡眠時無呼吸症候群の原因と改善法

関連記事:不眠症と睡眠障害って違うの?睡眠障害の種類と原因

甲状腺機能低下

甲状腺ホルモンが低下することで、いびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こすこともあります。
これは女性に多く見られる症状で、無気力や易疲労性などの症状も伴います。
甲状腺機能の低下は、高コレステロール血症や動脈硬化といった生活習慣病も引き起こしやすいので、高がいびきと侮らずに、気になる症状がある場合は専門医に相談することをおすすめします。

原因に合わせた対処でいびきを改善

いびき 改善

一口にいびきと言っても、原因はさまざまあることがわかりました。
次は、どのようにすれば改善できるのか、対処法を確認しましょう。

ダイエット&筋力アップして改善

いびきの原因の1つは、首の周りの脂肪です。
つまり、単純にダイエットすることで改善される場合も少なくありません。

また、舌を支える筋肉や首を覆う筋肉の低下によって二重あご担っているような方は、筋力アップがいびきの改善につながります。

特に二重あごの方は、柔らかいものばかりを食べるのではなく、歯ごたえのあるものをしっかり噛んで食べることで改善されていきます。
首周りの筋肉を鍛える運動やマッサージなどもおすすめです。

ダイエットも筋力アップも多少時間のかかるものですが、根本的な部分から改善できますので、健康にも良い効果がもたらされるはずです。

体調を整えていびきを改善

お酒を飲んだ日やストレスなどが原因のいびきは、一過性のものですので、あまり心配する必要はありません。
日々、体調を整えることで改善されます。

鼻炎や睡眠時無呼吸症候群などの慢性的な症状に伴ういびきは、原因となっている病気を治療しなければ改善されません。
しっかり病気と向き合って、治療することがいびきの改善につながります。

いびきは仰向けに寝ると起こりやすいので、一時的な対処法としては横向きで寝ることもおすすめです。
気道の広さが確保されるので、いびきをかきにくくなり、改善されます。

関連記事:寝る前のお酒は睡眠の質を上げる?寝酒の効果とは

いびき対策グッズで改善

ダイエットや筋力アップは、即効性という点で劣ります。
そこで、いびき対策グッズを利用して改善するのもおすすめです。
痩せたり、筋力がつくまでの間もいびきを気にせずに過ごせます。

マウスピースで改善
いびきを防止するために作られたマウスピースを利用することでいびきが改善できます。
口を閉じた状態に保つことで気道を確保し、鼻呼吸を促進させる仕組みです。

鼻腔拡張テープで改善
プラスチックバーの反発力を利用して鼻腔を持ち上げ、呼吸をしやすくする鼻腔拡張テープもいびきの改善に役立ちます。
口呼吸しがちな方は鼻呼吸への改善にもつながり、眠りの質が上がる効果も期待できます。

横向き専用枕で改善
横向き寝を促し、横向きの態勢こそ眠りやすい専用枕もいびきの改善が期待できます。

関連記事:睡眠の質を高めたいなら枕を変えよう

いびきの原因と改善法まとめ

いびきは、呼吸の通り道である気道が狭くなることで起こる、葉やな喉から出る雑音です。
音が出る仕組みは共通していますが、その原因はいろいろあって、危ない病気にもつながる可能性があるため、あなどれない症状です。

最後にもう一度、いびきの原因と適切な対処による改善法を振り返りましょう。

  • いびきの原因は、一過性のものと病気が原因のものがある
  • 一過性のいびきには、アルコール摂取や風邪などがある
  • ストレスやアレルギー症状などが原因のいびきは、根本原因を取り除く必要がある
  • 危険度が高く専門家への相談が必要ないびきの症状を示す病気には、睡眠時無呼吸症候群、脳梗塞、甲状腺機能低下などがある
  • いびきを改善するためには、肥満を解消したり、首周りの筋肉や舌を支える筋肉を鍛えると効果的
  • 重篤な病気が原因でいびきをかく場合の改善法は、そうした病気の治療が必要
  • 日々、体調を整えることでいびきを抑制することもできる
  • いびきを改善するためには、いろいろな対策グッズを使うのも効果的