夢、見ますか?
将来の夢、とかそういうのではなく、夜、眠りながら見る夢の方です。
意識なく、無防備な状態のときに見るものですから、できれば、好きな夢とか、いい夢とか、ハッピーな夢を見たいものです。
思った通りに好きな夢を見る方法、ぜひ知りたいものですね。
悪夢よ去れ!思い通りの夢が見たい
夢は毎晩、いくつか見ているといわれています。
でも覚えているのは、悪夢の方が多かったりしますよね?
なぜならインパクトがあるから。
悪夢じゃなくても、びっくりするような内容だったりすると、意外と覚えていたりもします。
できれば自分の好きな夢を見るのが理想です。
好きな人と理想のデートをする夢とか、おいしいものをお腹いっぱい食べる夢とか、素敵な国を旅行する夢とか。
できるなら、コントロールして好きな夢を見ることを実現したいもの。
思った通りに好きな夢を見る方法を探ってみましょう。
夢を見ている時間は人生の1/10
私たちは人生の1/3を眠っているわけですが、夢は人生の1/10の時間を占めているそう。
これほど長い時間だったとは驚きですね。
そりゃ自分の好きな夢を見たいと願うのも当然でしょう。
なぜ夢を見るのかは、科学的には解明されていません。
現在のところは、現実世界でできなかったことのストレス解消やリラックスのためというものや、脳の記憶の整理といったところが多くの支持を集めています。
また一部では、現実に起こるかもしれない「恐怖体験」「葛藤状態」に備えるために見ているという説もあります。
何が起こるかわからない現実を生き抜くための準備というわけです。
そうなると悪夢を見るのも納得してしまいますが、今のところは学説の1つです。
好きな夢を見るためにコントロールするのは、なかなか難しそうです。
関連記事:なぜ悪夢を見てしまうのか?
好きな夢を見る願いはかなう?
好きな夢を見るのが夢という状態ですが、自分と全く無関係の夢を見ることはないそうです。
夢に出てくる登場人物や場所に記憶がなくても、それは何年も前に街ですれ違った人だったり、TVのニュースで見た外国の街だったりするのです。
好きな夢を見る方法を探るヒントは、そのあたりにありそうです。
見たい夢の内容を意識する
必ず自分の経験や記憶から夢の内容が作られているということは、やはり夢は記憶の整理であるというのは有力なようです。
実際、試験に苦しんだ後は試験の夢を見る学生は多いですし、楽しい旅行を経験すると直後にそんな夢を見ます。
経験的に誰もがわかっていることというわけです。
となると、見る夢の内容に影響を与えるのは、日々の経験や記憶です。
これに加えて、寝る前に強く思ったこと。
実際、布団に入ってから眠るまでの時間、みたい夢の内容を思い浮かべるのは、もっとも一般的に使われている方法。
カンタンなわりに、かなりの確率で好きな夢を見ることができると試している人が多い方法です。
できれば夢に見たいシーンを画像でありありと思い浮かべるのがおすすめです。
質の高い睡眠が呼ぶ「良い夢」
良い夢や好きな夢を見るには、質の高い睡眠をとるのも大切です。
悪夢を見るときは、ストレスが溜まっていることが多いもの。
そのストレスを解消しようと悪夢となって表れるのです。
ですから、普段からストレスを溜めない生活をすることが良い夢、自分の好きな夢を見るのに欠かせない方法の1つ。
安らかな気持ちで睡眠をとることが好きな夢を見るもっとも効果的な方法かもしれません。
音・光・温度が重要!睡眠環境を整えよう
好きな夢を見るのに欠かせない質の高い睡眠のためには、睡眠環境を整えることも大切です。
音は睡眠の妨げになる代表格
うるさいと感じる環境で安眠を得ることはありません。
音は、自律神経を活性化してしまうのです。
とはいえ、リラックス効果をもたらしてくれる音もあります。
それは、脳がリラックスしてα波が出現するようなクラシック音楽。
一晩中音楽が鳴っていると、脳が刺激され続けてしまうので、睡眠に入る際にリラックスをサポートする程度にするのがいいでしょう。
深いリラックス状態は好きな夢を見るサポートになるのではないでしょうか?
目をつぶっていても光は感じる
光も安眠を妨げるもの。
私たちは、目をつぶっていても光を感じてしまいます。
ですから、明るい環境ではなかなか寝付けなかったりします。
また、カーテンを開けておくと昇る朝日に自然の目覚めを促され、気持ちよく起きられたりします。
夜になっても部屋の明かりがあまりに明るいと眠くなるホルモンの分泌が抑えられてしまい、スムーズに入眠できない場合もあります。
不安を感じない程度の暗さが睡眠の質を上げるのに適した睡眠環境となります。
布団のなかも快適温度に
布団内の環境は、直接肌で感じるものだけに睡眠の質、ひいては好きな夢を見る状況に大きく関係します。
快適な布団のなかの温度と湿度は以下の通りといわれています。
- 温度:33℃±1℃
- 湿度:50±5%
夏は涼しく、冬は暖かく、この条件になるよう布団の種類など寝具を調節します。
あまりに暑かったり、逆に寒かったりすると、端的に夢の内容に表れることもあるので、好きな夢を見るためには、季節に合わせた寝具の選び方もポイントになります。
関連記事:快適睡眠を導く寝室の理想の温度と湿度
明晰夢のテクニックを身に着ける
見る夢をコントロールする一番確実な方法として注目されているのは、「明晰夢」です。
これは、自分が夢のなかにいること自覚することで夢をコントロールするテクニック。
自分の好きな夢を見ることができる方法の最新版です。
早い人でも何度かの訓練が必要なので、誰もができるものではないかもしれませんが、たくさん夢を見るタイプの人ならその価値はあるかもしれません。
好きな夢を見る方法の1つとして、チェックしておいてみてください。
悪夢に悩まされず好きな夢を見る方法まとめ
どうせ夢を見るなら、自分の好きな夢を見たいもの。
その方法があるなら知りたいものです。
現在わかっていることと合わせて、自分の好きな夢を見る方法を探ってみました。
- 睡眠は人生の1/3
- 夢を見ている時間は、人生の1/10
- 夢は記憶の整理のために見るというのは有力な学説の1つであり、経験的にも理解しやすい説
- 夢には自分の記憶や経験しか登場しない
- 寝る直前まで考えていたことは夢に見やすいため、よく使われる方法の1つ
- 良い夢・自分の好きな夢を見るためには睡眠の質にもこだわるのは良い方法
- 音・光・温度などの睡眠環境も自分の好きな夢を見るのに影響がある