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自律神経の乱れが寝つきが悪いなどの不眠の原因に

自律神経の乱れが寝つきが悪いなどの不眠の原因に

いつも通りの時間に布団に入ったのに、今日はなぜだか1時間も2時間も眠れない……。
1日くらいなら「そんな日もあるさ」で済ませられますが、これが何日も続いたら、睡眠不足により身体がまいってしまいそうです。

こうした寝つきの悪さからくる不眠は、症状が非常に悪化しやすく、不眠症や睡眠不足により生活にとても支障をきたす恐れがあります。
ツライ不眠症になる前に、今回は不眠症と深く関係している「自律神経」についてお話ししていきます。

不眠症のタイプとは?

不眠症 自律神経

日本人の5人に1人が、不眠症や睡眠に悩んでいると言われる時代です。
そんな不眠症の症状のタイプは、大きく分けて4つあります。

不眠症の症状のタイプ

  • 寝つきが悪く長い間睡眠できない
  • 夜中に目が覚めるたり眠りを維持できない
  • 朝早く目が覚めてしまう
  • 眠っているのに熟睡感が得られない

こうした症状により、十分な睡眠がとれず、日常生活に影響が出ている状態が不眠症です。
日本人は世界的にみても、不眠症や満足のいく睡眠が取れない方が多いといわれています。

不眠症は睡眠障害という病気にカテゴライズされ、近年増加傾向にある現代病の一つです。

こうした不眠症や睡眠障害の原因で多くみられるのが、そう!自律神経の乱れです。

関連記事:不眠症と睡眠障害って違うの?睡眠障害の種類と原因

自律神経と不眠の深い関係

自律神経 不眠 関係

私たちは、生きていくために意識して臓器を動かすことはありません。
自律神経が無意識のうちに心身の機能を調節してくれているからです。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
昼間、私たちが活動するために働いてくれるのが交感神経、夜、ゆったりと安静にして休む時間を過ごすために働いてくれるのが副交感神経です。

例えば昼間は、活発に活動できるように血流量を上げたり、血圧を上げます。
夜は身体のメンテナンスのために消化吸収を行ったり、細胞の修復を行います。

体内にある臓器の働きを時間帯に応じて調整しているのです。

ところが、この2つの神経は、とてもデリケートです。
不規則な生活が続いたり、ストレスを感じるといったちょっとしたことで自律神経は乱れてしまいます。

自律神経の乱れは、体内の器官にさまざまな不調をおこしたり、不眠の原因になります。

不眠にも影響する自律神経の乱れ

自律神経は、睡眠の長さ・睡眠の質に大きな影響を与える、24時間年中無休で働く神経です
そのため、不眠などの睡眠障害の原因のほとんどが、自律神経の乱れによるものです。

また、自律神経の乱れ自体の原因となっているのが、毎日避けては通れない「ストレス」です。
特に多忙な現代人は、ストレス・不規則な生活により、自律神経の乱れが見られる方が増加しているといわれています。

次は「交感神経」と「副交感神経」、2種類の自律神経の役割や不眠の原因についてお話しします。

活発な活動をサポートする昼モードの交感神経

朝、起きて昼間の活動に入る頃に働き始めるのが交感神経です。
家事や育児をハツラツとこなせるのも、仕事や勉強で頑張れるのも交感神経の働きのおかげなんです。

また、緊急時やストレスを受けたときなど、外からの働きかけに反応するのも交感神経。
緊張して心臓がドキドキしたり、血圧が上がったり、そんな反応も循環器の働きをコントロールしている、実は交感神経の働きによるものなのです。

しかし、ストレス社会と言われる現代の日本では、ストレスによる自律神経の乱れが原因で、夜間でも必要以上に交感神経が高ぶっている人がたくさんいます。
特にストレスによる自律神経の乱れは、不眠や睡眠障害だけではなく、うつ病などの病気の原因にもなります。

今現在、ストレスをため込んでいる方は、自分なりの発散方法や改善策を早急に見つけ、自律神経の乱れ、過剰な交感神経の高ぶりを根本的に改善しましょう。

関連記事:睡眠にも影響を及ぼす?睡眠とストレスの関係

眠りを誘う夜モードの副交感神経の働き

日没から働き始め、睡眠をとっている間に働いている自律神経が副交感神経です。
この副交感神経が働き始めると、身体はお休みモードへ入っていき、リラックスして、数時間のうちに睡眠をとるための眠気がおそってくるのです。

副交感神経の役割は、睡眠をとって脳や身体の機能を休めるだけではなく、細胞を修復したり消化吸収や身体のメンテナンスも行っているのです。

しかし、通常夜などの身体を休め、睡眠やリラックスする時間帯に働く副交感神経が、働かず不眠や睡眠障害になっている方が近年では増加しています。

働き続ける交感神経が寝つきを悪くする

交感神経と副交感神経は、どちらかが働いているともう一方は休んでいる関係です。
自律神経のバランスが取れてこそ、心身の健康は保たれるのです。

しかし、現代はストレスが多く、自律神経の乱れにより、交感神経が働きっぱなしの方が増えています。
そうなると副交感神経が働き始めなければいけない時間帯にも交感神経が働いているため、身体はリラックスモードになりません。
いつまでも眠くならなかったり、眠っても睡眠が浅く、すぐに目が覚めるなど、質が落ちてしまったりします。

交感神経が働き続けることで私たちは、寝つきが悪いなどの不眠を感じているのです。

自律神経の乱れと働きすぎな交感神経の調整法

自律神経の乱れによる働き続ける交感神経を休めるには、当たり前ですが自律神経を整えることです。

その一番の近道が体内時計のリセットです。

体内時計は、毎朝、太陽の光を浴びることでリセットされます。
太陽の光を浴びることでセロトニンというホルモンが分泌され始め、交感神経が働き始めるのです。
セロトニンもまた、昼間の活動に不可欠なもの。
交感神経とともに私たちが1日を活動的に過ごすためのパワーとなっています。

私たちの身体は、起きてから約15時間経つとメラトニンという睡眠を促すホルモンが作られます。
このメラトニンの材料となるのがセロトニンです。

また、メラトニンが分泌され始めると副交感神経が働き始めます。
こうして交感神経から副交感神経へのバトンタッチが行われ、戦闘モードからお休みモードへ移行しているのです。

不眠を解消するためには、このバトンタッチをスムーズに行うことが大切です。

自律神経の乱れを整えるためにも、規則正しい生活をして、毎朝同じ時間に体内時計をリセットすることで、寝つきが悪いなどの不眠も解消していきましょう。

関連記事:太陽光がカギを握る!今夜の質の良い睡眠

関連記事:聴くと眠くなる睡眠に良い音楽とは?

不眠の原因になる自律神経の乱れまとめ

不眠で悩む人が多い現代の日本社会。
その原因は、ストレス過多による自律神経の乱れです。

ぐっすりとした睡眠やスッキリとした目覚めをするためにも、まずは不眠の原因である自律神経の乱れから改善しましょう。

最後に、不眠を改善し十分な睡眠をとるためにも、自律神経の乱れと不眠についての重要な点を振り返りましょう。

  • 現代日本では不眠の症状を訴える人が5人に1人の割合
  • 寝つきが悪いのも不眠の症状の1つ
  • 不眠の原因の1つは自律神経の乱れ
  • 自律神経は交感神経と副交感神経から成り立つ
  • 2つの自律神経の乱れが不眠の原因
  • 交感神経はストレスに反応して働く
  • ストレスを過剰に受けると自律神経の乱れにより夜間でも交感神経が高ぶる
  • 副交感神経は脳と身体の休息や修復を行っている
  • ストレス過多の現代は、交感神経が優位になっている人が多い
  • 自律神経を整えるには体内時計をリセットするのが近道
  • 体内時計は朝陽を浴びるとリセットできる

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