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人はなぜ夢を見る?夢と眠りの浅さの関係

人はなぜ夢を見る?夢と眠りの浅さの関係

私たちは睡眠しているときに夢を見ます。

夢の内容は日々さまざまで、楽しい夢もあれば怖い夢なども見ることがあると思います。

しかし、一般的には、夢を見る=眠りが浅いといわれ、夢の見すぎは体に悪いともいわれています。
今回は、「なぜ睡眠中に夢を見るのか?」「夢の見すぎは体に悪い?」など、睡眠中の夢に関してお話ししていきます。

なぜ人は睡眠中に夢を見るのか?

夢 睡眠

私たちは記憶にない場合もありますが、一晩の睡眠で夢を4~5回は見ているといわれています。

そんな夢の内容はさまざまですし、視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触角といった五感を感じるものまであります。
余りのリアリティーさに、夢なのか?現実なのか?わからなくなるような経験をされた方もいらっしゃるかと思います。

ではなぜ人は夢を見るのでしょうか?

これには諸説ありますが、ストレス解消やリラックスの意味が大きいといわれています。

現実で達成できなかったことを、夢を見ることで満足させたり、欲求を満たすといわれています。

また「現実」と「睡眠」を夢によって区別し、体が休息している意識やリラックス効果につなげているともいわれています。

逆にストレスが溜まっていたり、悩みごとが多い時は、悪夢を見やすくなります。
悪夢を頻繁に見る人は、強烈なショックを感じた時になりやすい、PTSD(心的外傷後ストレス)になっている場合もあります。

今現在、悪夢を頻繁に見る方は、精神面に何らかの健康被害がある場合もあるので、医療機関に行くなどした方が良いでしょう。

人が睡眠中に夢を見る理由はわかりました。

しかし、私たちは睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、どちらの睡眠中に夢を見ているのでしょうか?
2つの睡眠の仕組みを交えながら、お話ししていきます。

レム睡眠?ノンレム睡眠?夢を見るのはどっちの睡眠?

睡眠の役割は、体と脳の疲労を回復させたり、ストレスを解消するので、生きていくためには必要な行動です。

私たちの睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2つの睡眠があることはご存知でしょうか?
人はこの2つの睡眠を繰り返しながら、毎日睡眠をしています。

レム睡眠とノンレム睡眠には、それぞれ特徴があり、休息している部位も全然違います。

ノンレム睡眠とレム睡眠を簡単に説明すると、下記のようになります。

  • 「ノンレム睡眠」=脳の休息をする睡眠
    体は起きているものの、脳がほとんど活動していないので、ノンレム睡眠中に夢を見ないことは無いですが、ほとんど記憶に残っていません。
  • レム睡眠」=体の休息をする睡眠
    脳は活動しているものの、筋肉が緩んでいるので、体に力が入りません。
    人が記憶している夢のほとんどはレム睡眠中で、目覚め前の睡眠のため、眠りが浅い状態です。

一般的に「夢を見ているのはレム睡眠」といわれていますよね。
しかし、実はノンレム睡眠中にも夢は見ているといわれています。
ただ、夢を見る回数が多いのも、記憶に残る鮮明な夢を見るのも、レム睡眠中が多いため、夢=レム睡眠だと認識されています。

また、この2つの睡眠が正しく行われることで、私たちは十分な睡眠がとれ、睡眠の効果を実感できます。

人が夢を見る理由、夢はどちらの睡眠中も見ているが、レム睡眠中に多く見ることがわかりました。
次は冒頭にありました「なぜ夢の見すぎが体に悪いのか」についてお話ししていきます。

睡眠のメカニズム「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」とは?

睡眠中の夢の見すぎは体に悪い?その原因とは

夢 睡眠 悪影響

最近、夢を見る回数が増えたり、夢の内容を鮮明に覚えていることが増えたりしていませんか?
夢の見すぎは睡眠に問題があり、健康リスクを上げてしまうといわれています。

ではなぜ夢の見すぎは、体に悪いといわれるのでしょうか?

夢を見ることが体に悪いの?

睡眠中に夢を見ることは当たり前のことですし、レム睡眠中もノンレム睡眠中も夢は見ているので、1回の睡眠で数回は夢を見ています。
夢にはストレス発散効果などもあるので、夢を見る行為自体が体に悪いわけではありません。

何が問題かというと、記憶に残っている夢を見る回数が多く、眠りが浅いということが問題なのです。

基本的に記憶にある夢は、眠りが浅い状態で、目が覚める直前のレム睡眠時に見たものです。
ノンレム睡眠時は脳が寝ている状態の為、見た夢はほとんど記憶に残らないといわれています。

しかし、何らかの原因によってレム睡眠が増え、眠りが浅いと、夢を見る機会が増えてしまいます。

簡単に説明すると以下のようになります。

「レム睡眠の状態が長い」→「夢を見る回数が多い」=「眠りが浅い状態」

このような睡眠では、眠りが浅いため、熟睡できず睡眠の効果が発揮されにくい状態です。

そのうえ、眠りが浅く、夢を見る回数が増えることで、嫌な内容の夢や怖い内容の「悪夢」などを見ることにもなりやすいです。
また、夢の内容もありますが、夢を見すぎることで疲れを感じたり、寝た気がしない症状の、「夢疲れ」というものもあります。

睡眠中は脳も体もリラックスして、癒される時間のはずが、嫌な夢や怖い夢を見てしまったら、精神的にもキツイですね。

最近、夢を見る回数が増えたな…と思ったら、眠りが浅くなっている証拠かもしれません。
眠りが浅くなるとどんな健康リスクがあるのでしょうか?

睡眠中に夢を見ると疲れる「夢疲れ」とは?

関連記事:なぜ悪夢を見てしまうのか?

眠りが浅いと健康リスクが高まる

誰もが睡眠した直後や目覚める前は、眠りが浅いです。
しかし、眠りが浅い状態が睡眠中に頻繁に起きることは、健康リスクを高めてしまいます。

眠りが浅いことで起きる問題を紹介します。

眠りが浅いと起きる問題①中途覚醒

何らかの原因でレム睡眠が増え、眠りが浅い人は、寝ている最中に何度も起きてしまいます。
熟睡したいのにできないことで、睡眠欲が満たされず、ストレスの原因になります。

朝早いのになぜ目覚めてしまうのか?

眠りが浅いと起きる問題②睡眠時間が短くなり寝不足になる

夜中に目が覚めてから、結局寝付けず朝を迎えてしまったことはありませんか?
眠りが浅いことが原因で中途覚醒になると、夜中に何度も目覚め、そのあと寝付けず、睡眠不足になりやすくなります。

睡眠不足による悪影響は、新聞やテレビでも話題になっています。

悪影響が多い睡眠不足!リスクの高い健康被害が続出

眠りが浅いと起きる問題③疲労回復ができない

ノンレム睡眠の深い睡眠時に、脳の疲労回復をしたり、成長ホルモンが分泌され細胞の修復をしています。
眠りが浅い状態が長いと、睡眠の役割で一番重要な疲労回復が行えません。

その結果、寝た気がしなかったり、睡眠時間は適切でも、起きた時の疲労感や日中の眠気の原因になります。

眠りが浅い原因とは?

眠り浅くする 原因

眠りが浅い状態になってしまうのは、睡眠をする前の行動が原因となることがほとんどです。
現在、「夢を見る回数が多い」「眠りが浅い」などにお悩みの方は、原因を把握し改善することが重要です。

眠りが浅くなりやすくなるといわれている、行動パターンを紹介します。

眠りが浅くなりやすい行動

  • 寝る直前にスマホ・PCなどのブルーライトが出る画面を見ている
  • 寝る前の喫煙や飲酒
  • 夕方以降のカフェインの摂取
  • 夜遅い時間の食事

寝る前は神経を高ぶらせたり、興奮していると寝つきが悪くなり、眠りが浅い状態になりやすいです。

眠りが浅いと思われる方は、寝る前の行動から改善することをオススメします。

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熟睡できてる?眠りが浅くなる原因と改善方法

関連記事:現代社会が抱える不眠の原因と改善方法

まとめ

今回は夢を見る理由から、夢の見すぎは体に悪いということをお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

最後に夢に関しての重要な点を振り返りをしましょう。

  • 人は夢を見ることでストレス解消している
  • ストレスや不安が多いと怖い夢を見やすくなる
  • 夢を見ることで「睡眠」と「現実」の区別をしている
  • 夢はレム睡眠・ノンレム睡眠問わず見ている
  • 記憶に残りやすい夢はレム睡眠
  • 夢の見すぎは眠りが浅い証拠なので気を付ける

夢を見ること自体は悪いことではないですが、見すぎるようだと睡眠に問題があるということです。