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睡眠のメカニズム「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」とは?

睡眠のメカニズム「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」とは?

睡眠は睡眠時間も大切ですが、睡眠の質がとても重要になってきます。
そんな睡眠の質にかかわってくるのが、睡眠のメカニズム。

私たちは寝ているので気づいていませんが、実は睡眠中、人間は2種類の睡眠を繰り返しています。

今回は睡眠の質に関わってくる、睡眠のメカニズムや、ちょっと不思議な2種類の睡眠「レム睡眠」・「ノンレム睡眠」についてお話しします。

レム睡眠・ノンレム睡眠と睡眠のメカニズム

レム睡眠 ノンレム睡眠

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があり、私たちの睡眠はこの2つを繰り返すことで構成されています。

一般的には、レム睡眠が夢を見る睡眠で、ノンレム睡眠が深い睡眠だ!と認識されている方が多いです。。
また、レム睡眠・ノンレム睡眠という言葉を耳にしたことはあるけど、よくわからない方や誤った認識をされてる方も多いのではないでしょうか?

まず最初に、レム睡眠とノンレム睡眠の違いから見ていきましょう。

浅い眠りがレム睡眠?深い眠りがノンレム睡眠?

「レム睡眠
レム睡眠は体は眠っているものの、脳みそが起きているような状態の浅い睡眠のことです。
このレム睡眠中に起きるとスッキリした目覚めができます。

「ノンレム睡眠」
ノンレム睡眠のことを深い睡眠と認識されている方結構多いのではないでしょうか?実は正解のようで少し違います。

ノンレム睡眠は、脳が眠って、筋肉が起きている状態で、眠りの深さが4段階に分かれています。
ノンレム睡眠は、眠りが浅い状態と深い状態を持っているので、一概に深い睡眠とは言えません。

睡眠のメカニズムはこの2つの睡眠から構成されています。

ノンレム睡眠・レム睡眠で構成される睡眠のメカニズムとは?

私たちの睡眠は、4段階の睡眠の深さを持っているノンレム睡眠から始まり、レム睡眠に変わるのが睡眠のメカニズムです。

睡眠の流れを簡単に説明しますと、

  1. 浅いノンレム睡眠(1段階)
        ↓
  2. ノンレム睡眠(2段階)
        ↓
  3. 深いノンレム睡眠(3段階)
        ↓         ※ノンレム睡眠の3~4段階は徐波睡眠とも呼びます。
  4. 深いノンレム睡眠(4段階)
        ↓
  5. レム睡眠(眠りが浅い状態)

このノンレム睡眠から始まり、レム睡眠に変わる一連の流れを「睡眠周期」と呼びます。
ちなみに一晩の睡眠で、1回約90分の睡眠周期を、4~5回繰り返しすことが良い睡眠だといわれています。

結果的に、睡眠中はノンレム睡眠が約80%を占め、約20%がレム睡眠です。
この2つの異なる睡眠には、それぞれの役割があります。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の特徴と効果

レム睡眠 ノンレム睡眠 特徴 効果

「レム睡眠」の特徴

レム睡眠の「レム」とは眠っているのに眼球がきょろきょろ動いていることから、名づけられました。

脳は起きているのに対し、体は筋肉の緊張感がなくなり、力が抜けている状態なので、体を休める役割があるといわれています。

レム睡眠は人を含む哺乳類と鳥類にしかない睡眠だといわれているそうです。

レム睡眠から得られる効果

・体の休息
・記憶の定着
・日中に得た情報の整理
・目が覚めやすくなる
・記憶に残りやすい夢を見る

レム睡眠中は記憶や学習能力に深くかかわる、脳の「大脳辺縁系」が盛んに活動します。
この部分が活動することで、その日に得た情報の必要・不必要の整理をしてくれて、記憶の定着が起こっているといわれています。

ノンレム睡眠の時より、ストーリー性がある夢を見るため、夢の内容を覚えているのはレム睡眠時に見た夢がほとんどです。

レム睡眠の時に急に目が覚めることで金縛り(睡眠麻痺)も起きやすくなるといわれています。

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関連記事:人はなぜ夢を見る?夢と眠りの浅さの関係

ノンレム睡眠とレム睡眠にはそれぞれ異なった性質があります。
それぞれの睡眠の役割や得られる効果をお話しします。

ノンレム睡眠の特徴

ノンレム睡眠は脳が休んでいるので、夢をほとんど見なかったり、夢の内容を覚えていることが少ないです。

ノンレム睡眠は4段階の眠りの深さを持ち、眠りの深さが最も深い3~4段階になると徐波睡眠と呼ばれています。

昼寝や仮眠はほとんどノンレム睡眠で、頭がスッキリするのは、浅いノンレム睡眠で脳を休められるからです。

ノンレム睡眠から得られる効果

・脳の休息
・成長ホルモン分泌(3~4段階の徐波睡眠時)
・疲労回復
・免疫力
・美肌効果
・不要な情報の緩和や消去
・ストレス解消

睡眠の入ってから、約90分の時の深いノンレム睡眠(徐波睡眠)の時に、成長ホルモンがもっとも多く分泌されます。
成長ホルモンは体の成長、傷ついた細胞の修復、疲労の回復をするので、子供も大人も重要です。

ノンレム睡眠の時は、脳の疲労回復ができるので、日中に感じたストレスを緩和したり、嫌な情報の消去をしているそうです。
「嫌なことも寝たら治った」というのは、ノンレム睡眠のおかげともいえます。

仕事でミスして怒られたときや失恋してしまった時は、くよくよ悩んでしまいがちですよね。
そんな時は、睡眠をすることで前向きな気持ちになれたり、気落ちの切り替えがしやすくなります。

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関連記事:失恋したら解決するのは時間ではなく睡眠?

ノンレム睡眠からレム睡眠に変わる睡眠周期を知ることが重要

睡眠周期 ノンレム睡眠 レム睡眠

前述のとおり、ノンレム睡眠からから始まり、レム睡眠に変わる一連の流れを睡眠周期と呼びます。

よく90分の倍数(3時間・6時間)で起きると目覚めが良いといわれますよね?

この理由は睡眠周期が一回約90分だからです。
90分単位で起きると、ちょうど眠りの浅い時に起きれるため、良い目覚めがしやすいです。

ただ少し注意が必要なのが、睡眠周期90分はあくまで目安となっています。

睡眠周期は人それぞれで違ったり、年齢とともに不安定になってしまうこともあります。
「昔は8時間以上寝れたのに」「若いころは5時間寝れば充分だったのに」など人の睡眠は年齢とともに変わっていくものです。

寝ても疲れが取れない方や目覚めが悪い方は、一度睡眠周期を調べてみると良いですね。
最近ではスマホのアプリで睡眠周期を調べることも可能です。

自分に合った睡眠周期を見つけることは、睡眠の質を高める近道になるでしょう。

年代で変わる?最適な睡眠時間は何時間?

関連記事:あなたはどのタイプ?睡眠時間の個人差

ノンレム睡眠・レム睡眠まとめ

いかがでしたでしょうか。
私たちの睡眠はノンレム睡眠からレム睡眠に変わるまでの睡眠周期は約90分といわれています。

質の高い睡眠を目指すのであれば、睡眠周期が4~5回は必要です。
睡眠時間としては、6時間~7.5時間を目安に睡眠をするといいでしょう。

より質の高い睡眠を目指すのであれば、自分の睡眠周期を一度調べてみて、自分にあった睡眠を見つけることをオススメします。

自分にあった睡眠を見つけて、健康で楽しい毎日を送りましょう。



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