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パジャマが良い?寝るときの服装で変わる睡眠の質

パジャマが良い?寝るときの服装で変わる睡眠の質

夜、寝るときの服装といえば、思い浮かぶのはパジャマです。

しかし、ある調査では意外にも、寝るときの服装で多いのが、ジャージやスウェット派。
そのまま外にも出かけられて、部屋でもリラックスできる、オールマイティなところが支持を集める理由のようです。

ところが、寝るときの服装が睡眠に与える影響は小さくないとか。
どんな影響があるのか、気になるところです。

今回は、寝るときの服装が睡眠のどう影響するのか? なぜパジャマが良いといわれるのか?
についてお話ししていきます。

寝るときの服装が与える睡眠への影響

睡眠 服装

幼い頃はパジャマを着ていたけれど、中学生くらいからパジャマを着る人が減っていく傾向が見られます。
更に高校、大学と進むうちに寝るときの服装はジャージやスウェットに変化する人は増え、大人になってもそのままという方が多いでしょう。

その理由としては、中学校や高校に入ると、勉強していた服装でそのまますぐに布団に入ったり、ちょっとコンビニへ行ける部屋着で過ごして、そのまま眠ってしまう方が多いからだと考えられます。

また、私自身もそうですが、中学校に入学すると、学校でジャージを着る機会が増え、ジャージの快適さに慣れてしまうと、寝心地もさして悪くないというのも、パジャマを着なくなる要因になりました。

しかし、寝る時には、寝るときのために作られたパジャマが、一番睡眠の質を実感できるようです。
睡眠時によく見られる服装のメリットやデメリットについてお話しします。

寝るときの服装のメリット&デメリット

それでは、寝るときの服装別にそのメリットとデメリットを探ってみましょう。

寝るときの服装その1:ジャージやスウェット

寝るときの服装で一番多いジャージやスウェット派。

メリット

  • 身体を締め付けることなくリラックスできる
  • 保温性も適度にあって眠るのにはちょうどいい
  • 寝起きにそのまま出かけられる

デメリット

  • 伸縮性に欠ける
  • 生地が厚いため動きが制限される
  • 吸湿性や通気性に優れておらず体温が下がりにくい
  • 寝返りの回数が増えたり寝返りがうちにくい

ジャージやスウェットは化繊でできているため、伸縮性に欠けていたり、生地が厚すぎて動きが制限されたりといったことにより、体はストレスを感じます。
体がストレスを感じることから、寝返りの回数が増えたり、寝がえりの回数が増えたにも関わらず、寝返りが打ちにくいという、ダブルパンチで余計にストレスを感じてしまいます。

また、吸湿性や通気性がパジャマに比べ優れていないので、体温が下がりにくく、深い睡眠に入るのが難しくなります。
しかも私たちは、睡眠中に思っている以上に汗をかいています。

そのため寝るときの服装には、汗をしっかり吸い取る吸湿性や通気性も求められます。
ジャージやスウェットは服装の目的が違うために、そこまでの機能は持っていないものがほとんどです。

このような状況で取る睡眠は、無意識のうちに身体はストレスを感じていたり、眠りが浅かったり、スッキリとした快適な朝を迎えるのは難しくなります。

寝るときの服装その2:肌着やショートパンツ

夏の暑さや蒸れ、布団の肌触りのよさを感じやすいタンクトップとショートパンツ派。

メリット

  • 毛布や布団の肌触りが気持ちが良い
  • 布団の中で蒸れにくい
  • 吸湿性が高いものが多い

デメリット

  • 体が冷えやすい
  • 素材によっては吸湿性や伸縮性に欠ける

肌触りの良い毛布やタオルケットが気持ちいいからという理由で、タンクトップとショートパンツ、あるいは下着といった肌着を寝るときの服装に選んでいる方も少なくありません。
肌着やタンクトップ、ショートパンツは、綿など吸湿性の高いものを選べば、睡眠中の汗などの問題はクリアできます。

しかし、露出している部分が多いため、体を冷やしてしまうと、体にも良くないことが多いですし、女性は美容のためにも注意しましょう。

寝るときの服装その3:パジャマ

睡眠の為に作られた安定のパジャマ派。

メリット

  • 体を締め付けにくい
  • 吸湿性・通気性に優れている
  • 深い睡眠を実感しやすくなる
  • 睡眠スイッチが切り替えやすい

デメリット

  • 特になし

パジャマは、寝るときに着ることを目的に作られた服装です。
そのため睡眠中のさまざまなシチュエーションに対応できる機能を備えています。

なんでもそうですが、目的にあったものを使うのが何よりも効率的です。
ですから、スッキリとした朝を迎える、睡眠をしたいと考えるなら、寝るときの服装にはパジャマを選ぶのがおすすめです。

寝るときの服装はパジャマがいい理由

睡眠 パジャマ

寝るときの服装として、パジャマが良い理由を確認してみましょう。

睡眠中の汗を吸収する機能性

パジャマの素材もさまざまなものがありますが、目的が寝るときに着るものですから、睡眠中に求められる吸湿性や通気性、保温性などは機能として取り入れられたものが多いです。

選ぶなら、好みの肌触りの良さのもので、吸湿性、通気性、保温性などを備えた綿や綿との混紡、シルクなどのものがおすすめです。
逆に光沢があり、肌触りの良い、サテン生地などは通気性や吸湿性があまり良くないので、避けたほうがいいでしょう。

体温が下がりやすく眠りに入る準備をしてくれる

私たちの体は、眠ろうとするときに体温が徐々に下がってきます。
そのため、体が熱を持った状態だと、眠気が感じれなかったり、深い睡眠に入ることが難しくなります。

パジャマは通気性や吸湿性に優れているので、体温の低下を妨げにくく、睡眠に適切な体温調節がしやすくなります。
ちなみに、睡眠前の体温を上げやすいのがお風呂。
お風呂の入り方にも注意しましょう。

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寝返りが打ちやすいのに寝乱れない

睡眠中、私たちは寝がえりを打ちます。
この寝がえりにも、大切な働きがあります。

その回数は、1時間に2~5回、一晩で5回~20回が平均です。
なぜ寝返りを打つかというと、体温の調節や布団のなかの湿気を逃したり、身体の歪みを矯正したり、布団にあたって圧迫される部分の血行不良を和らげたり。
寝返りが妨げられると、こうしたことができなくなり、結果として睡眠の質は下がってしまいます。

パジャマは、この寝がえりの打ちやすさも機能として備えています。
例えば、ジャージやスウェットは、生地が厚すぎたり、滑りが悪い素材のため、思い通りに寝がえりが打てないことが多々あります。

また、綿のシャツや大きめのTシャツを寝るときの服装に選ぶ方もいますが、シャツなどは寝返りによってめくれてしまうことも多く、そうなると身体が冷えてしまうこともあります。

パジャマは、ゆったり目にできていながら、寝乱れることもないようにデザインされているなど、睡眠中のあらゆるシーンに対応する機能を備えているのです。

関連記事:快適睡眠に効果!一番いい睡眠中の姿勢はこれ!

眠りスイッチをオンにする

睡眠にスムーズに入るためには、起きている時間との切り替えを身体や脳にはっきりと伝えることも大切です。
そのための行動の1つがパジャマに着替えること。
眠りに入るための儀式となります。

部屋着のまま寝ようとすると、この切り替えがないため、スムーズに睡眠に入ることができない場合があるのです。

このほかに睡眠のスイッチをオンにする儀式としては、「歯を磨く」「トイレに行く」といったことがあります。
お風呂に入ってパジャマに着替えると、身体は「そろそろ眠る時間かな」と、睡眠に入る準備を整え始めます。
さらに歯を磨き、トイレに行くと、「さぁ寝よう」と身体は睡眠に入る準備を最終段階まで進めます。

また、最近では睡眠する前に、アロマを焚いたり、睡眠に良いとされる音楽を聴く方も多いようです。
自分に合った、睡眠のルーティーンをつけるのも良いでしょう。

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睡眠効率を実感しやすい寝るときの服装まとめ

寝るときの服装については、リラックスできればなんでもいいと考えている人が大半です。
ところが、睡眠の質を考えると、睡眠中に行われる体内の活動を考慮した機能を備えている服装であることが大切です。
スッキリとした朝を迎えるためには、睡眠専用の服装であるパジャマが一番です!

最後に、睡眠と服装についての重要な点をもう一度、振り返りましょう。

  • 寝るときの服装はジャージやスウェットを利用する人がもっとも多い
  • ジャージやスウェットで寝ると、睡眠に適さないことが多い
  • 睡眠の質を上げる寝るときの服装はパジャマが一番
  • パジャマは寝ている間にかく汗を吸収する機能性を備えている
  • パジャマは寝ている間の寝返りも打ちやすく作られている
  • パジャマに着替えることは、眠るための儀式にぴったり