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不眠の対策にはアロマが効果的って本当?

不眠の対策にはアロマが効果的って本当?

ストレス、不規則な生活により、不眠などに悩まされ、十分な睡眠ができていない人が目立つ現代人。
そんな不眠の対策や睡眠の質を高めるのには、生活習慣の改善や、睡眠をするのに適した準備や環境づくりが重要です。

特に近年の不眠の原因で多いのが、ストレスからくる不眠です。
そんな心身のストレス対策や、リラックスしたいときによく使われるアロマは、不眠の対策にも良いといわれています。

今回はアロマによる不眠対策についてお話ししていきます。

不眠対策になぜアロマ?

不眠対策 アロマ

アロマを使用した治療法「アロマテラピー」は、心身のリラクゼーションやストレス解消対策などに良いとされ、昔から行われてきました。
今ではアロマディフューザーやお香を使用し、手軽に家でもアロマを楽しんだり、リラックスしたい時、ストレス対策に使用される方も多いでしょう。

ではなぜ不眠の対策にアロマなのでしょうか?

その理由は、現代人の不眠の原因の一つである、「自律神経の乱れ」にあります

現代人の不眠の原因の多くが自律神経の乱れ

今では日本人の5人に1人が、不眠や睡眠障害に悩まされています。
そんな不眠や睡眠の悩みの原因が自律神経の乱れからくる方も多いようです。

自律神経とは、

  • 昼&活動モードの「交感神経」
  • 夜&休息モードの「副交感神経

の2種類あり、この2つの働きにより、私たちは朝に自然と目が覚めて、夜になると自然と眠くなる…という生活リズムができています

この自律神経は通常ですと、

  • 昼間や仕事中・運動中→交感神経が働く→心身が興奮したり活発になる
  • 夜間や休息および睡眠時→副交感神経が働く→心身がリラックスでき休息する

自律神経の交感神経と副交感神経は、例えるなら「太陽と月」のような関係です。

しかし、自律神経が乱れてしまうと、

夜間なのに交感神経が優位に働く→心身が興奮したり活発になる→寝つきが悪いなどの不眠や体が休まりにくくなる

このように、夜なのに、昼モードの交感神経が優位に働くことで不眠になる現代人が、とても増えているといわれています。

ではなぜ、現代人の多くは夜なのに交感神経が優位に働いてしまい、神経が高ぶったままの人が多いのでしょうか?

夜なのに交感神経が優位で不眠に!自律神経を乱れやすくする原因とは?

自律神経が乱れ、夜間でも交感神経が優位に働いてしまう原因のほとんどは、不安や緊張感、イライラからくるストレスです。

交感神経はストレスを感じることで、ストレスに対抗しようと、強く働きます。
そのため、強いストレスを受けたり、ストレスが溜まってしまうことで、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

自律神経を乱し、不眠の原因となる生活習慣の一例を紹介します。

  • 睡眠や食事のタイミングがバラバラ
  • パソコンやスマホの使用
  • 仕事や学校でのストレス
  • 交代勤務制や夜勤などの不規則な勤務
  • 昼夜逆転生活
  • 太陽の光を浴びていない

このような生活習慣ですと、夜なのに副交感神経が優位にならず、交感神経が優位になることで、夜なのに活動モードになってしまいます。

そんなストレスが多く、自律神経が乱れがちな現代人こそ、アロマを使って心身ともにリラックスをして、高ぶりがちな神経を鎮めましょう。

現代人の不眠の原因の一つが、自律神経の乱れからくるということがわかりました。
しかしなぜアロマを使用すると、自律神経の乱れや不眠対策に効果的なのでしょうか?

関連記事:睡眠にも影響を及ぼす?睡眠とストレスの関係
関連記事:自律神経の乱れが寝つきが悪いなどの不眠の原因に

アロマで自律神経を整え不眠の対策に

アロママッサージ、アロマスパなどリラクゼーション施設が増えた現代。
その背景には、人々がストレス社会で、日々戦い続けていることがよくわかりますね。

実際にアロマの作用には、このような効果があるといわれています。

  • イライラを和らげリラックスさせる
  • 不安や緊張による興奮を鎮める
  • 交感神経を鎮める
  • 自律神経を調整する

しかし、ここで少し疑問が出てきます。

Q.なぜ香りをかぐことで、リラックスできたり、不眠対策ができるのでしょうか?

A.その理由は鼻からかいだアロマの成分が、脳の「視床下部」に届き、自律神経を整えてくれるからです。
視床下部とは、自律神経、ホルモンバランス、免疫力など、人が生きていくうえで重要な部分のコントロールをしている場所です。
この視床下部が、アロマをかぐことで刺激され、睡眠に深く関係している自律神経に作用し、心身が癒されたり、睡眠に適したリラックス状態にしてくれます。

そのため、アロマオイルの香りをかぐだけでも、不眠対策には効果的です。

しかし、アロマがいくらストレスの発散や不眠の対策に良いといっても、使い方が間違っていたら、意味がありません。
アロマオイルの使い方や香り選びは、どうしたらいいのでしょうか?

 ぐっすりとした眠りに良いアロマの使い方

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まず、不眠対策にアロマを使用するうえで、大切なポイントを紹介します。

  • 入眠儀式の一つにするなど毎日継続してアロマを使用する
  • 自律神経の乱れ不眠対策のため刺激的な香りは避けたほうが良い
  • 不眠対策やリラックス効果で代表的なアロマはラベンダー・カモミール・オレンジ
  • 不眠対策やリラックス効果があるといっても自分が苦手なアロマやめたほうが良い
  • 最終的には自分の好きな香りやリラックスできるアロマを見つけましょう

アロマは薬ではないので、すぐに症状が改善しないときもあります。
不眠対策にアロマを使用する場合は、できることなら毎日継続的に使用し、自分がお気に入りのアロマで癒されましょう。

次は、不眠対策にオススメなアロマの使用方法をご紹介します。

関連記事:質の高い睡眠を導く!安眠アロマとは

いつものバスタイムにアロマを

お風呂に入ることがリラックス法の一つという方もいらっしゃると思います。
そんなお風呂の時間もアロマをプラスしてあげることで、よりリラックスできたり、不眠対策にも効果的です。

お風呂でアロマを使用する際のおススメの使い方の手順を紹介します。

  1. ガラスの器にアロマオイルを入れる
  2. アロマオイルの入ったガラスの器にお湯を入れる
  3. ガラスの器をお風呂場の隅に置く

これがオススメのお風呂でのアロマの使い方ですが、直接アロマオイルをお風呂に入れる方もいらっしゃると思います。

しかし、お風呂に直接アロマオイルを入れてしまうと、オイルが溶けず肌に付着してしまう可能性があります。
特に敏感肌の方は、肌がかゆくなったり、ピリピリと痛む場合もあるので、基本的には湯船にアロマオイルは入れない方が良いでしょう。

関連記事:お風呂に入る時間が睡眠に影響するの?

アロマディフューザーやアロマ加湿器を使う

アロマを使用する方法で多いのが、アロマディフューザーやアロマ加湿器ではないでしょうか?
最近では、水が切れると勝手に電源が切れたり、タイマー設定できる物まで増えてきました。

そして何より、火を使うアロマポットやアロマキャンドル、お香に比べて、火事の心配も少ないです。
また、冬などは乾燥が気になる季節は、アロマ加湿を使用すれば、不眠対策と乾燥対策の一石二鳥ですね。

そんな手軽にアロマを使用できる、アロマディフューザーやアロマ加湿を使用するうえで、注意点をお話しします。

  • 空焚き防止機能が付いたものをするとなお便利
  • 夏場や湿気の多い時期・地域はアロマディフューザーの方が良い(湿気対策)
  • アロマディフューザーやアロマ加湿器に入れる水は毎回変える
  • アロマディフューザーとアロマ加湿器は定期的に掃除するなど清潔にしておく
  • 機械によって使用してよいアロマの種類や注意を見ておくこと

使い方や、少しの掃除などを我慢すれば、家でも手軽にリラクゼーションサロンのような感覚を味わえたり、不眠対策もできます。
今現在、不眠でお困りの方は、不眠対策として、アロマを使用してみるとよいでしょう。

それでも全く効果がない方や、不眠などにより睡眠が満足にいかない方は、睡眠障害を疑ってみましょう。
睡眠障害は、睡眠不足などの健康リスクを高めてしまう原因になりますので、症状がひどい方は、一度病院へ行くことをオススメします。

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アロマは不眠対策によい?まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は「アロマが不眠対策によいのか?」についてお話ししました。

近年の日本は、長時間労働や不規則な勤務体系が問題となったり、何かとストレスが溜まりやすい世の中ではありますね。
そんなストレスは体にも睡眠にも悪いです。

しかし、生きていくうえでストレスを全く感じない社会生活は、ほぼ不可能だと思います。
各自が自分に合った、ストレス発散法を確立し、元気に生きていくためにも、アロマを生活の一部に入れてみてはどうでしょうか?

ストレス・緊張・不安で、何かと神経が高ぶりがちな日本に、リラックスや不眠対策に効果的なやアロマは救世主のような存在になるかもしれません。

睡眠する前のルーティーンに、アロマを取り入れてみてはいかがでしょうか。