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受験生はチェック!記憶力を高める睡眠法で勉強効率をアップ

受験生はチェック!記憶力を高める睡眠法で勉強効率をアップ

定期テストに高校受験や大学受験。
中学から高校生年代は、勉強が大切な時期ですね。
受験生となって長期的に勉強に取り組まなければならない場合もあります。
短期長期にかかわらず、睡眠を削って勉強にあてているという学生もいるのではないでしょうか?

でも、ちょっと待って。

睡眠を削るのは、成長期の身体に悪い影響があるし、だいたい勉強も身につかないんです。
勉強に効果的な睡眠法についてお話ししていきます。

効率の良い勉強は睡眠がキーポイント?

睡眠 勉強

中学生や高校生の本分といえば勉強だけど、趣味が広がったり、好きなスポーツに没頭したりと、勉強以外でもやることがたくさんある時期でもあります。
効率よく勉強を身に着けて、他のこともやりたいですよね。

そのためには、勉強と睡眠をセットで考えることが大切です。
新しく身に着ける知識は、記憶力を高める必要があるからです。
記憶力と睡眠には、深い関係があるのです。

睡眠が高める記憶力

睡眠というと身体の疲労をとるもの、と考えがちです。
でも、睡眠には思っている以上にたくさんの役割があって、何よりも大切なのが脳に関わる役割です。

脳の疲労は、睡眠以外で回復できません。
起きている間の脳は、常に考え、指令を出しているからです。
また、昼間起きた出来事など自分自身の経験の記憶や、新しく学んだ知識、頑張って暗記した英単語など、さまざまな記憶を整理したり、記憶を定着したり、関連付けたりといった作業も行われています。

つまり、新しい知識を身に着けるには、知識を学ぶ時間も大切ですが、それを記憶として定着させるための睡眠も重要な役割を果たしているというわけです。
しかも、睡眠時間もある程度の長さを確保することが大切なのです。

成長期に必要な睡眠時間

成長期 睡眠時間

寝る子は育つという言葉がありますが、そもそも成長期の子どもにとって睡眠は、疲労をとることが目的というより、成長するために必要な時間です。
それは、身長を伸ばしたり、身体を大きくしたりといった文字通りの成長に関わる役割のみならず、脳の成長にも大きく関わります。
つまり、睡眠が不足することで、十分に知能が発達しない可能性が出てくる場合もあるのです。

もちろん、身体や脳の成長に焦点を当てると、中学や高校よりも小学生までの間の睡眠の方がより重要です。
しかし、身体ができたと思われる高校生でもまだまだ油断大敵。
しっかりと睡眠をとることが大切なのです。

目安として、NPO法人「アメリカ睡眠財団」の公式サイトで組まれた「私たちは実際のところ何時間睡眠が必要なのか?」という分析結果を参照すると

  • 6~13歳:9~11時間 最低7~8時間
  • ティーンエージャー(14~17歳): 8~10時間 最低7時間
  • ヤングアダルト(18~25歳):7~9時間 最低6時間

となっています。
特に子どもの頃の睡眠が不足すると、思春期が早く訪れて低身長となることもあります。

また、集中力がない、人を思いやれない、何に対しても意欲がないといった人間としての基本の部分が育たないこともあり得るのです。
身体の成長が望める年齢の間は、睡眠の量はもちろん、質にもこだわって取るべきなのです。

記憶力強化!勉強が身になる睡眠時間

20代前半までの年代にとって、睡眠は何よりも大切なんですね。
次は、睡眠を記憶力の観点から確認していきましょう。

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、レム睡眠は身体を休める睡眠、ノンレム睡眠は脳を休める睡眠と言われています。
記憶や記憶力には、両方の睡眠が関わります。

勉強は、新しい知識を身に着けることがまず必要です。
そうした記憶の定着は、両方の睡眠が関わります。
また、新たな記憶を古い記憶と関連付けるのは、レム睡眠のときに行われる作業です。

レム睡眠とノンレム睡眠は、交互に表れ、睡眠中は、このセットが何度か繰り返されます。
また睡眠の経過に従い、それぞれの睡眠の深さや長さが変わり、それによって脳への働きも変わります。
これらを総合すると、勉強を効率よく身に着けるための記憶力を強化する睡眠には最低6時間が必要です。

頑張れる間は頑張って起きて問題集にしがみつきたい気持ちもわかりますが、せっかくの知識も記憶につながらないのでは、結局は時間の無駄です。
効率的に勉強をしたいのであれば、勇気をもって最低6時間の睡眠を確保しましょう。

記憶力を高める勉強のタイミング

記憶力を高めるには、睡眠が不可欠です。
では、どのようなタイミングで勉強すると効率的に脳へ定着するのでしょうか?
それは、寝る直前の勉強です。

記憶を定着させる睡眠は、眠りの前半に訪れます。
ですから、寝る直前に暗記したことはしっかりと固定されるのです。

また、勉強後、寝るまでの間にテレビを観たり、入浴したりすると、記憶力は下がってしまいます。
暗記物の勉強をするなら、寝る準備を整えて、15~30分集中して覚えて、本格的に眠くなったら眠ってしまうのが何より効率的な睡眠法と言えるのです。

試験のターゲット別「睡眠法」をチェック!

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受験生になるタイミングは、小学校を“お受験”する子どもさんもいて、家庭の事情によって異なります。
でも、高校受験からは誰もが対象。
だいたいの子どもたちが中学生になれば本格的に受験生となります。

また、中学生になると評価の方法も変わり、定期試験が始まります。
本来は、毎日コツコツ勉強して、テスト前にその範囲を復習するのがもっとも効率的だし、身につきます。

短期決戦の定期テストと、長期戦の受験に向けた睡眠法もチェックしておきましょう。

定期試験を乗り切る睡眠法

定期試験も1週間前になると部活も休みになって、学校全体がテストモードに突入するというのが一般的でしょうか。
その頃からテストに備えて勉強を始める学生も少なくありませんね。

どちらにしてもテストが本番ですから、テストに向けて体調を崩さないようにするのが一番です。
2~3週間前からテストの準備を始めて、1週間前から生活のリズムは整える方向で考え、テストにきちんとした体調とパフォーマンスで臨みましょう。

1日のサイクルは、簡単に変えられないので、昼夜逆転などにならないように気をつけます。

とはいえ、普段あまり勉強してない学生は、多少睡眠時間を削ってでも勉強しなければなりません。
勉強してないのですから、当然ですね。
ですが、普段からコツコツと勉強している学生は、6時間睡眠を守って、最大限勉強するようにするのがおすすめです。

また、朝の1時間は夜の2~3時間に匹敵するとも言われています。
夜ダラダラと勉強するよりは寝る時間を1時間早めて、朝いつもより1時間早く起きて、その時間を学習にあてるのも効率的です。

この年代は、6時間の睡眠では睡眠不足です。
ですから、タイミングによっては眠気と戦うような状態になる場合もあります。
そんな時には、15分ほどの仮眠をとるのがおすすめです。

仮眠は本来、15時までにとるのがいいと言われています。
定期試験前の睡眠時間を削っているタイミングであれば、時間はあまり気にせず仮眠をとるのも悪くない選択です。

普段は勉強はしないけど、直前の徹夜の頑張りで乗り切っている人は、勉強した内容の記憶を長期的に保存したり、取り出しやすい位置に入れ替えることができていない場合が多いものです。

それでは、せっかくの徹夜も時間の無駄。
ですから、短期間で覚えた知識を長期記憶へ保存しなおすようにします。

そのためには、何度も復習することが大切です。
定期テストよりも受験を目標に定めて休養と勉強のバランスをとり、知識の定着を目指しましょう。

受験に勝つ!受験生のための睡眠法

受験生は高校なら半年から1年、大学受験なら1~2年と長期的に勉強していきます。
受験生になると広い範囲の知識をしっかりと身に着けなければなりませんから、期間を長くとるのは当然のことです。

受験生は長期戦ですから、無理をすることのは禁物です。
常に体調には、気を配りましょう。

受験生も定期テスト同様に6時間の睡眠は確保するようにします。
また、夏休みや冬休みなど長期休みのタイミングを気ままに過ごし、昼夜が逆転しないように注意しましょう。
受験生は、本番当日は決まっていますから、計画は立てやすいですよね

また、受験生になると、集中して勉強したいとか、乗ってるときは長めに勉強したいということがあると思います。
短期的に睡眠不足が加速しますが、そういうときは1週間単位で睡眠を考えるようにし、例えば平日は多少睡眠時間を削っても、土日に普段の睡眠プラス2時間の調整を行うようにします。
毎日、起きる時間を一定にするようにすれば、生活サイクルの乱れは防げます。

受験生にとって暗記物も外せないポイントです。
昼間の過眠も記憶力アップの効果があるので、昼から15時までの間に15分ほどの仮眠を生活の中に取り入れていくのもいいでしょう。

最後は、受験の1カ月前からは受験日当日にベストのパフォーマンスが出せるよう、生活を整えていきます。
生活サイクルの乱れは1週間などの短期間では取り戻せませんので、余裕を見て起きる時間・寝る時間を定めていくようにします。

関連記事:短時間睡眠を繰り返すと危険?頭痛や過労死の原因になる?

勉強に効く、記憶力を高める睡眠法まとめ

学生の本分は勉強というけれど、成長期の子どもたちが睡眠時間を削って勉強するのは、デメリットがたくさんあります。
とはいえ、中学生や高校生は受験生ともなる年代。
勉強も効率的に行いつつ、睡眠時間も確保しなければなりません。
そこで、記憶力と関係のある睡眠について、記憶力を高める観点から睡眠法を探りました。

  • 成長期の子どもが睡眠時間を削ると、思春期が早く来て低身長化を招いたり、知能が十分に成長しない場合がある
  • 集中力や意欲なども必要な睡眠時間をとることで高められる
  • 6~13歳の子どもたちに必要な睡眠時間は、9~11時間
  • 4~17歳の子どもたちに必要な睡眠時間は、8~10時間
  • 18~25歳の子どもたちに必要な睡眠時間は、7~9時間
  • 勉強した知識の記憶力を高めるには、6時間以上の睡眠が必要なので、受験生もできるだけ6時間の睡眠は確保する
  • 寝る前30分ほどの暗記ものの勉強は効果的なので、特に受験生は寝る前の時間も効率的に利用したい
  • 朝の1時間は夜の2~3時間に匹敵すると言われている。受験生は朝の時間も有効に活用したい
  • 受験生は、テスト本番でベストのパフォーマンスが発揮できるよう、体調管理を優先する

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