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ショートスリーパーとロングスリーパーの違いは何?

ショートスリーパーとロングスリーパーの違いは何?

1日24時間は誰にも平等に与えられているものです。
でも、その使い方は人それぞれ。
睡眠時間や食事にかける時間にも個性があります。

特に睡眠にあてる時間は、眠っている間は何もできないのに、生きるためには必ず取らなければならず、ちょっともったいない感じがあります。
やっぱり睡眠時間は、短い方が時間を有効に使えそうと思うのが自然な気持ちかもしれません。

そんな計算を働かせていると、睡眠時間が短くても大丈夫というショートスリーパーは、すごくお得な感じです。
逆に長い睡眠時間が必要と言われるロングスリーパーは、ちょっと損をしているような気も……。

本当にそうなのでしょうか?
違いを確認してみましょう。

睡眠時間の長さに違い「ショートスリーパー」と「ロングスリーパー」

ショートスリーパー ロングスリーパー

「仕事が忙しくて睡眠時間は、毎日4時間。だから私はショートスリーパー」と思っていても、昼間眠気に襲われたり、集中力が途切れがちだったら、あなたはショートスリーパーではないかもしれません。
あなたが本当に必要な睡眠時間は、実際に眠っている時間と違うかもしれないからです。

いわゆる「ショートスリーパー」や「ロングスリーパー」というのは、その人にとって必要な睡眠時間によって定義されるものです。
昼間、不自然な強い眠気に襲われることなく、集中力を高く保って活動するのに十分な睡眠時間を指します。

誰でも平日は毎日、だいたい同じような時間に眠りに就き、起きていると思います。
睡眠時間に大切なのは、朝の目覚めがスッキリ爽快なこと、昼間に極度の眠気に襲われることがない睡眠時間があなたにとって必要な長さです。

目覚まし時計で無理やり起きて、重い身体を何とか起こしているという状態では、適正な睡眠時間をとっているとは言えません。

「ショートスリーパー」って、どんな人?

ショートスリーパー

ショートスリーパーといえば、睡眠時間が短くて大丈夫な人のことです。
この話になると、一番最初に名前が挙がってくるのがナポレオンです。
毎日の睡眠時間は、3時間で、その仕事ぶりは意欲的だったという言い伝えが残ります。

他にも有名どころの芸能人で名前が挙がる人が何人かいますが、皆さん睡眠時間を削っていろいろ意欲的に取り組んでいる話を聞きます。
というよりは、睡眠時間を削っているのではなく、そんなに寝てられないというのが本当のところのようです。

ショートスリーパーとは?その定義

ショートスリーパーは、その人にとって適正な睡眠時間が平均よりも短い人のことを言います。
おおむね6時間以下の睡眠時間で満足できる人たちです。
日本人では、5~8%の人がショートスリーパーとされています

上記でも紹介したナポレオンの睡眠時間が3時間と短いことは有名ですが、昼寝の達人だったというおまけもついていますので、本当のところはわかりません。

とにかく短い睡眠時間でも健康を損なうことなく心身ともに元気に過ごせ、毎日の仕事や勉強を効率的に行えれば、ショートスリーパーと言えます。

ショートスリーパーの睡眠ってどうなってるの?

一般的な人たちの眠りは、レム睡眠とノンレム睡眠を合わせて約90分のセットを繰り返しながら、身体と脳を交互に休めています。
その間に細胞の修復を行ったり、記憶の整理や定着を行ったり、眠っている間にしかできない機能が働き、身体を健康に保っています。
ショートスリーパーは、実際にこうした身体の機能が働く時間が短くなるのですが問題はないのでしょうか?

ショートスリーパーは、脳を休める睡眠であるノンレム睡眠が多く現れます。
実際に眠っている時間は短いですが、何度も深く眠ることで効率よく休んでいるのです。
夢を見るのはレム睡眠の間ですが、ノンレム睡眠が多くレム睡眠が短いショートスリーパーは夢を見ないという方も多く、その眠りの深さがうかがわれます。

ショートスリーパーの性格や行動の特徴

ショートスリーパーとロングスリーパーでは、起きているときの性格や行動にも違いと特徴が見られます。

ショートスリーパーは、外交的な人が多く、野心を持って勤勉かつ精力的にことに当たると言われています。
しかも、現状に満足しているタイプが多いそう。

睡眠以外の時間もアクティブなのがショートスリーパーの特徴と言えそうです。

「ロングスリーパー」って、どんな人?

ロングスリーパー

ロングスリーパーというのは、睡眠時間を長くとらないと満足できない人のことです。
有名人として一番最初に名前が挙がるのは、アインシュタインです。

20世紀最大の天才とうたわれるアインシュタインは、毎日10時間の睡眠を確保していたと言います。
しかも、就寝する際にはだれにも邪魔されないように、寝室にカギをかけるほどだったとか。

天才のひらめきには、長時間の睡眠が欠かせなかったのかもしれません。

ロングスリーパーとは?その定義

「ロングスリーパー」は、その人にとって適正な睡眠時間が平均よりも長い人のことを言います。
目安としては、9時間以上の睡眠が必要な人たちで、日本人の5~10%がロングスリーパーと言われています。

9時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーは、現代社会で企業に勤めるビジネスパーソンとして生きるのは、すこしつらいかもしれません。
なぜなら日本人の平均睡眠時間が7時間と少しで、その時間を確保するのもやっとというのが現実です。
現代を生きるロングスリーパーは、毎日寝不足を抱えているのかもしれません。

ロングスリーパーの睡眠ってどうなってるの?

ショートスリーパーは、脳を休めるノンレム睡眠が多く現れるということでしたが、ロングスリーパーの睡眠にはどんな特徴があるのでしょうか?

ショートスリーパーとロングスリーパーの眠りを比べてみると、ノンレム睡眠が深まっているときの長さには差はありません。
差があったのは、浅いノンレム睡眠やレム睡眠の長さでした。

この2つの睡眠時は、身体を休める睡眠だったり、脳がメンテナンスを行う睡眠だったりします。
ロングスリーパーは、この2つの睡眠が長かったのです。

ロングスリーパーは夢を多く見るとも言われ、レム睡眠が長いというのも納得です。

また、寝つきが悪く、夜中に目も覚ましやすいわりに朝起きるときは不快感が強いという特徴もあります。
ロングスリーパーは、ショートスリーパーや一般的な睡眠時間の人たちよりも、睡眠の質や効率が悪いようです。

ロングスリーパーの性格や行動の特徴

起きている間もアクティブだったのがショートスリーパーの特徴でした。
ロングスリーパーの人たちには、どんな性格や行動の特徴が見られるでしょうか。

ロングスリーパーは、アインシュタインが代表するように熟考するタイプが多いようです。
物事を突き詰めて考えることでアカデミックなひらめきやアーティスティックな仕事に結びついているようです。

たっぷり眠って脳をクリアにすることで、天啓を得ているのかもしれません。

理想の睡眠時間の見つけ方

理想 睡眠時間

睡眠時間のタイプで、ショートスリーパーとロングスリーパーがあるとお話ししてきました。
最適な睡眠時間には、個人差があるので自分に合った、睡眠時間を見つけることが重要です。

自分に合った理想の睡眠時間の見つけ方をご紹介します。

タイプ別で見つける

睡眠時間のタイプには大きく分けて3つのタイプがあります。
まず、自分に合った睡眠時間を見つけるときは、タイプから知ることが良いでしょう。

  • 6時間未満の睡眠が最適「ショートスリーパー」→日本人の5~8%
  • 6~9時間の睡眠が最適「バリュアブルスリーパー」→日本人の80~90%
  • 9時間以上の睡眠が最適「ロングスリーパー」→日本人の3~9%

関連記事:あなたはどのタイプ?睡眠時間の個人差

年代別で見つける

睡眠時間のタイプがわかっても、年齢によって睡眠時間は変わっていきます。
「昔は8時間以上眠れたのに~今は6時間しか眠れない」など年齢を重ねるごとに、睡眠時間は短くなるといわれています。

年代別推奨睡眠時間

新生児 約16時間~18時間
1~5歳 約11~13時間
小学生 約9~11時間
中学生~高校生 約8~10時間
18歳~成人以降 約7~9時間
高齢者(60代) 約6~7時間

関連記事:年代で変わる?最適な睡眠時間は何時間?

睡眠周期から見つける

自分の最適な睡眠時間をタイプや年代で大まかに絞ったら、次は睡眠周期を調べてみることをオススメします。
睡眠周期は睡眠時間に深く関係しているので、睡眠時間を調べる時にとても重要です。

睡眠周期とは、1回約90分の周期でノンレム睡眠とレム睡眠が交互に訪れることを言います。
この睡眠周期を1回の睡眠で4~5回繰り返すのが、正しい睡眠といわれています。

しかし、睡眠周期は人によって90分だったり、120分だったりするので睡眠時間は変わってくるということなのです。
睡眠周期は睡眠計やスマホのアプリで見つけられます。

関連記事:睡眠のメカニズム「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」とは?
関連記事:あなたも見つけよう!自分の理想の睡眠時間は?
関連記事:睡眠を記録して眠りを改善!睡眠アプリ

ショートスリーパーとロングスリーパーの違いまとめ

人によって最適な睡眠時間には大きな違いがあり、なかでも極端に短くても大丈夫な人と、長い睡眠が必要な人がいることがわかりました。
睡眠時間が短いショートスリーパーと長い睡眠時間が必要なロングスリーパーの違いについて、まとめておきましょう。

  • 人によって適正な睡眠時間には違いがある
  • ショートスリーパーは睡眠時間6時間以下、日本人の5~8%を占める
  • ロングスリーパーは睡眠時間9時間以上、日本人の5~10%を占める
  • 普段と取っている睡眠時間が短いからといってショートスリーパーであるとは言えない
  • ショートスリーパーは昼間の性格もアクティブな人が多い
  • ロングスリーパーは突き詰めて考える仕事をしている人が多い