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睡眠不足は健康の大敵!成長ホルモンを十分に得る睡眠法

睡眠不足は健康の大敵!成長ホルモンを十分に得る睡眠法

赤ちゃんは、1日の大半を眠って過ごします。
まさに「寝る子は育つ」の言葉通り、睡眠中に子供たちは成長しているのですが、この働きを担っているのが成長ホルモンです。

この成長ホルモンは、大人になっても分泌されます。
大人の身体に成長ホルモンがどう働くかというと、身体を良い状態に維持するためのあらゆる仕事を担っているのです。

今回は、成長ホルモンの秘密を解き明かします。

成長ホルモンが出ない!睡眠不足はキケン

睡眠不足

睡眠中にたくさん作られる成長ホルモン。
その働きは、子どもの成長のみならず、大人にとっても健康維持になくてはならない存在です。

ところが、成長ホルモンがたくさん作られる時間帯は決まっていて、睡眠不足といった状況では必要な量が作られない可能性もあるのです。

成長ホルモンと睡眠の、切っても切れない縁について解説します。

成長ホルモンの分泌と睡眠の関係

成長ホルモンが多く分泌されるのは睡眠中ですが、その睡眠をとっている間でも、成長ホルモンが多く分泌されるタイミングがあります。

睡眠は、身体の睡眠といえる浅い眠りのレム睡眠と、脳の睡眠といえる深い眠りノンレム睡眠に分けられます。
成長ホルモンが分泌されるのは、この2つのうちのノンレム睡眠のときです。
しかもこのノンレム睡眠は、睡眠の深さに応じて4段階に分けられ、成長ホルモンが分泌されるのは3~4段階目といったさらに深い睡眠(徐波睡眠)に入ったときなのです。

関連記事:睡眠のメカニズム「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」とは?

成長ホルモンの分泌が盛んになるのは入眠後3時間以内

睡眠のゴールデンタイムというと、22時から2時の間と言われていますが、最近の研究では時間帯より重要なことがわかってきました。

大切なのは、眠りに就いてからの3時間。
睡眠の最初の段階がもっとも深く眠ることができ、この入眠後3時間以内に訪れるレム睡眠のときにもっとも成長ホルモンが分泌されるのです。

また、成長ホルモンが分泌されたらそれを働かせ、全身に行き渡らせる時間も必要です。

成長ホルモンをしっかりと分泌させ、十分に働かせるためには、睡眠についてから最初の3~5時間で、いかに深い睡眠を得るかが大切なのです。

なぜ睡眠不足だと成長ホルモンが出ない?

眠りに就いて3時間が肝心と言いましたが、私たちには深い眠りに就きやすい時間帯と就きにくい時間帯があります。
ホルモンを効率よく分泌させるためには、深い眠りに就きやすい時間帯に眠ることが大切です。

そういう点では、やはり夜中の0時を回るのは、あまり良いことではありません。

また、年齢を重ねると睡眠が浅くなったり、睡眠の質が落ちてしまう場合があります。
その結果、睡眠不足となって、成長ホルモンが十分に分泌されない場合もあります。

関連記事:悪影響が多い睡眠不足!リスクの高い健康被害が続出

健康のカギを握る成長ホルモンの働き

睡眠 成長ホルモン

成長ホルモンが私たちの身体でどのように働くのかを確認しましょう。

子供の背を伸ばし骨を丈夫にする成長ホルモン

成長ホルモンは、子供の骨に働きかけて、背を伸ばします。
また、骨を強く太くし、骨密度を上げるのにも必要です。
子供の頃にしっかり骨を丈夫にしておくことは、年齢を重ねてからなりがちな骨粗しょう症を防ぎます。
特に女性は、骨粗しょう症になりやすいので子供の頃にしっかり睡眠をとって骨を丈夫にしておくことが大切です。

関連記事:身長を伸ばすには睡眠が大事?中学生の睡眠

睡眠中に疲労回復を図る成長ホルモン

起きている間に私たちの身体は労働して、疲れが溜まった状態になっています。
この疲労を回復させてくれるのが睡眠中に分泌される成長ホルモンです。

疲労や破損した身体の組織を修復し、再生してくれるのです。
十分に睡眠が取れないとメンテナンスが行き届かないため、疲れが取れない状態になってしまうのです。

関連記事:睡眠不足は健康の大敵!成長ホルモンを十分に得る睡眠法

免疫力を高め、健康を維持する成長ホルモン

睡眠中に身体の修復を行い、体力を回復させてくれる成長ホルモンは、同時に病気への抵抗力や免疫力をアップします。
睡眠不足になると免疫力が落ちてしまうため、風邪をひきやすくなったり、生活習慣病になったりしてしまうのです。

関連記事:免疫力を上げるには睡眠が効果的!
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肌のアンチエイジング効果も睡眠不足で半減

成長ホルモンは、女性が気にしている美容効果のなかでも特に関心の高い美肌の維持に効果があります。
肌の新陳代謝を活性化し、血行を良くして老廃物を取り除きます。
また、肌のきめやハリ、シミ・シワといったトラブル防止にも成長ホルモンが欠かせません。
睡眠不足になると肌があれるのは、成長ホルモンが十分に働けないから。
睡眠不足は、美容の大敵でもあるのです。

脂肪を増やし太りやすくなる原因は睡眠不足

成長ホルモンは、身体の組織を修復したり、維持したりするときに余分な脂肪も分解します。
しかし、睡眠不足になると成長ホルモンが十分に働かないため、脂肪を増やしてしまいます。
また、食欲をコントロールするホルモンの分泌が抑えられてしまうため、食べる量自体が増えたりします。

睡眠不足によって成長ホルモンの分泌が減ってしまうと、メタボまっしぐらということになるのです。

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睡眠不足と成長ホルモンの関係まとめ

成長ホルモンは、子供の健全な成長はもちろん、大人の身体を良好に保つために不可欠なものであることがわかりました。
成長ホルモンが十分に分泌される睡眠との関係をまとめておきましょう。

  • 成長ホルモンは、睡眠について3時間以内に訪れる深いノンレム睡眠のときにたくさん分泌される
  • 特に大切なのは、ノンレム睡眠でも第3~4段階の深い眠りのとき
  • 睡眠不足になると成長ホルモンが十分に出ないのでさまざまな支障が起こるようになる
  • 子供が睡眠不足になると背が伸びるなど、身体の成長に支障が起こる
  • 成長ホルモンは、子供の骨密度にも関係がある
  • 睡眠不足で成長ホルモンが足りないと疲労回復ができない
  • 睡眠不足で成長ホルモンが足りないと免疫力が落ちる
  • 睡眠不足で成長ホルモンが足りないとアンチエイジング効果も落ちる
  • 睡眠不足で成長ホルモンが足りないと脂肪燃焼が減り、食欲のコントロールができなくなって太りやすくなる