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寝ても寝ても寝足りない!過眠症の原因と改善方法

寝ても寝ても寝足りない!過眠症の原因と改善方法

日本人の5人に1人は何らかの睡眠障害を抱えていると言われれています。

その睡眠障害の中でも「過眠症」は多くの方にみられている症状です。
「しっかり寝たはずなのに眠すぎる」「寝ても寝ても寝足りない」「日中に居眠りしてしまうくらい眠い」などの症状はありませんか?

今回は睡眠症のタイプや原因、改善するコツをお話ししていきます。

過眠症とは?

過眠症とは

過眠症と聞くと、文字のとおり「眠りすぎてしまう病気」「睡眠時間が多すぎる」ことを想像される方が多いと思います。
しかし過眠症で注目すべき点は「睡眠時間が多い」というところではないのです。

過眠症とは、睡眠障害の一つで、十分な睡眠時間を取っているのに「疲労感がある」「日中に眠気が強い」「居眠りしてしまう」など、日常生活に支障をきたすことをいいます。

この過眠症の症状や原因、改善方法を知らないままにしておくと、授業中・仕事中に居眠りをしてしまったり、最悪、運転時に居眠りしてしまったら、大きな事故の原因にもなります。
過眠症は軽度なものから重度のものまであり、症状によってタイプが分かれています。

症状で見る過眠症のタイプ

過眠症には様々な症状があり、タイプ分けがされています。
現在、もしかすると過眠症かも?と思われている方は、症状で見ていきましょう。

ナルコレプシー

世界中の発症率は1000~2000人に1人ですが、日本においては600人に1人といわれています。
ナルコレプシーは過眠症のタイプの中で、患者数が一番多いといわれています。

ナルコレプシーの主な症状

  • 日中に強い眠気が生じてしまい、どんな場面でも急に居眠りをしてしまう
  • 居眠りの時間は30分以内
  • 笑ったり怒ったりすると、突然全身の力が抜け、へたり込む場合もある
  • 眠りに入る際に、幻覚を見たり金縛りにあう

突発性過眠症

10~20代に発症することが多く、ナルコレプシーの次に多いといわれています。

突発性過眠症の主な症状

  • 日中に強い眠気が生じて急に眠り込むことがある
  • 居眠りの時間は1時間以上も続き、睡眠後も回復感が少ない
  • 夜の睡眠時間が10時間以上

反復性過眠症

非常に珍しいタイプの過眠症で、発症するのは10代がほとんどです。
女性より男性が発症するケースが多いのが特徴です。

反復性過眠症の主な症状

  • 過眠の症状が出る時期と一切出ない時期を繰り返す
  • 過眠の時期は1日の睡眠時間が16~18時間

過眠症になってしまう原因

過眠症 原因

昼間に強い眠気が生じてしまう過眠症は、日常生活に支障を起こしてしまいます。

このような過眠症はどのような原因で引き起こされるのでしょうか。

過眠症の原因はさまざまあるといわれていますが、代表的なものを紹介します。

過眠症の原因①夜間の睡眠の質が悪い

夜間の睡眠中にしっかり寝ているのに、睡眠障害の症状などにより、眠りが浅くなっていると睡眠の質が下がります。

睡眠の質が下がることで、十分な疲労回復ができずに日中に強い眠気が出てしまいます。

眠りが浅くなる原因としては、いくつかの睡眠障害の症状が挙げられます。

  • むずむず脚症候群
  • 周期性四肢運動障害
  • 睡眠時無呼吸症候群

特に、睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まったり動いたりを繰り返すので、脳が起きている状態になります。

脳が起きていることで、眠りが浅くなってしまい、結果として疲労回復ができないので、昼間に強い眠気が出ます。

睡眠障害の症状について

関連記事:むずむず足で不眠に!むずむず脚症候群って何?

関連記事:生存率UP!睡眠時無呼吸症候群の原因と改善法

過眠症の原因②薬の副作用

常飲している薬などの副作用が原因で、過眠症になることがあります。

特に眠気が出やすい薬は以下の通りです。

  • 抗ヒスタミン薬
  • 抗精神薬
  • 抗うつ剤

薬の中には、作用が長い時間効き、日中に強い眠気を出すものもあるので、医師の指示や用法用量を守りましょう。

過眠症の原因③ストレスによる脳のダメージ

ストレスと聞くと「不眠症」をイメージされる方がいるかもしれませんが、ストレスが原因で過眠症になることもあります。

ストレスを受けることが原因で脳機能に異常が出てしまうと、睡眠と覚醒のバランスが保てなくなります。
脳機能の異常で睡眠中も、脳が覚醒してしまうことで、脳の休息が中々できず、疲労回復に通常以上の時間を必要としてしまいます。

また、ストレスが溜まると、悩みごとが多くなりますよね?
悩みごとが増えると、睡眠中に整理する記憶、情報量が多くなるので、脳が起きているので、自然とレム睡眠が増えていきます。

レム睡眠が増加することで、脳の休息「ノンレム睡眠」が減っていきます。
ノンレム睡眠が減ってしまうと、脳の疲労回復ができず、脳にダメージが残ってしまいます。

過眠症の原因のほとんどがこの「ストレス」による脳のダメージだといわれています。

次は、ストレスが続くことが原因で発症しやすい「うつ病」と過眠症の関係もお話しします。

過眠症の原因④非定型うつ病の関係

うつ病になると普通「不眠症」で悩む方が増えますが、「非定型うつ病」は過眠症の原因になります。

常に元気がないうつ病に対して、「非定型うつ病」は特定のことをしたときだけ回復するうつ病です。

この非定型うつ病は常に眠気が出るので、過眠症になってしまいます。

過眠症を改善するコツ

過眠症 改善

過眠症は軽視されがちですが、「もし大事な試験や会議に遅刻したら…」「もし運転中に居眠りしてしまったら…」など、考えれば考えるほど不安になります。

この不安がストレスになって、過眠症の悪化や健康被害の原因にならないためにも過眠症は早めに改善しましょう。

過眠症を改善するためには、原因に対しての根本的な改善が必要です。

過眠症を改善するには規則正しい生活が重要

過眠症をはじめとした睡眠障害は、不規則な生活習慣により引き起こされることが多いです。

昼夜逆転生活などにより、体内時計が乱れてしまうと「睡眠」と「覚醒」のコントロールがうまくいかなくなります。
この体内時計は昼間に太陽の光を浴びることで、正しく設定されます。

また、休日の前の日は夜更かししがちになったり、休みの日は朝起きるのが遅くなったりする方も多いと思います。

寝る時間や起きる時間を一定にして、睡眠時間を不規則にしないことも重要です。

過眠症を改善するためにはストレス発散も効果的

病は気からといわれるように、ストレスは健康や睡眠に悪影響を及ぼします。

先ほどお話ししましたが、ストレスによって引き起こされる「非定型うつ病」は過眠症の原因になります。
過眠症を改善するには、まずストレスを発散し、溜め込まないことが重要です。

自分に合ったストレス発散方法を見つけて、過眠症のもとから改善しましょう。

過眠症が一向に改善できない場合は病院へ

過眠症の原因や症状は人それぞれなので、中々、原因がわからなかったり、効果的な改善方法が見つからないこともあります。

また、過眠症の原因が、非定型うつ病や脳のトラブルの場合もありますので、病院へ行って改善方法や適切な処置を受けるといいでしょう。

過眠症の原因と改善方法まとめ

今回は過眠症の原因と改善方法についてお話ししました。

私たちにとって睡眠はとても重要な役割をしています。
十分な睡眠がとれないことで、心身ともに健康被害が出てしまいます。

たかが睡眠と軽視されがちですが、大きな問題に繋がることもありますので、早急な改善が必要です。

過眠症は人によって症状や原因は様々ですので、中々改善されない場合は、医師による適切な処置を受けましょう。



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