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うつ病と不眠症のきってもきれない深い関係

うつ病と不眠症のきってもきれない深い関係

ちょっとしたことがきっかけで気分が落ち込んでしまうことは誰にでもあります。
でも、そんな落ち込み気分が晴れないまま2週間以上続いたら、それは初期のうつ病かもしれません。

そんな落ち込み気分に拍車をかけるのが不眠症です。
なぜだかうつ病には、不眠などの睡眠障害がつきもののようです。

不眠症とうつ病の深い関係

うつ病 不眠症 睡眠

不眠症などの睡眠障害は、さまざまな状況や病気で起こります。
特にうつ病の場合、睡眠障害のある人は82~100%と高い割合の人に表れています。

その症状には、不眠症だけではなく過眠など、その他の睡眠障害も含まれています。

うつ病ってどんな病気?

うつ病は、脳のエネルギーが足りなくなり、強いうつ状態が続いて日常生活に支障をきたす病気です。
憂鬱な気分が続き、さまざまな意欲が低下します。
加えて、身体的な症状を伴う場合も多くあります。

その身体症状の1つが睡眠障害です。
睡眠障害には不眠や過眠などの様々な症状がありますが、うつ病の典型としては、不眠症となります。

睡眠障害の種類や症状について

きっかけは何?うつ病の原因

うつ病の原因は、もともとの性格や考え方の傾向も影響していると考えられています。
これに、ストレスなどの環境からの要因が加わることがきっかけとなります。

また、感情や意思を司る脳内の神経伝達物質の分泌のバランスが崩れてしまうことも原因と考えられています。
これは、ストレスや心身の疲れが重なることで神経伝達物質の働きが弱まることで感情のコントロールが難しくなり、うつ状態に陥ってしまうというメカニズムと考えられます。

心身の疲れやストレスは、体内機能のバランスを崩し、脳のエネルギーが失われていくことでうつ病になるようです。

うつ病の症状ってどんなもの?

何かのきっかけがあって気持ちが落ち込んだり、意欲が低下したりすることは誰にでもありますが、うつ病とは、その状態が2週間以上続き、日常生活に支障をきたす場合を指します。

健康な人は、たとえ落ち込むことがあっても1日もすれば自然と気が晴れてきます。
もしくは、気分を変えようと試すこともします。
しかし、うつ病となるとそうした切り替えさえできなくなります。

具体的な症状としては、憂鬱な気分のほか、物事への関心がなくなったり、さまざまな意欲が低下し、何もする気が起こらない状態がほとんど1日中続きます。

これに加えて、身体的な症状を伴う場合も多くあります。

その身体症状の1つが睡眠障害です。
大きく分けて不眠と過眠の2種類がありますが、うつ病では不眠症になる方が多いです。

うつ病になると睡眠障害が起こる理由

うつ病を患っている人の80%以上が睡眠障害を抱えていることは上記でも紹介している通りです。
睡眠障害を抱える人の約80%が不眠症にまつわる症状を示しています。

ショックなことが起きた夜、眠れなかったり、寝付くのに時間がかかったりした経験は誰にでもあると思いますが、強いストレスは不眠の原因になります。
こうして乱れた睡眠が憂鬱な気分や疲労感を運び、それが新たなストレスとなるといった悪循環を呼ぶことがあります。

ストレスと睡眠の関係について

うつ病と不眠症などの睡眠障害は、こうした悪循環が繰り返されていると考えられます。
また、うつ病に伴う睡眠障害は複数の症状が表れることもあります。
こうした睡眠障害がうつ病をさらに悪化させてしまうこともあります。

うつ病と不眠症:入眠障害

布団に入ってもなかなか眠れず、寝付くまでに時間がかかります。
眠れるまでに30分以上かかる場合は、入眠障害と考えられます。

うつ病と不眠症:中途覚醒

夜中に何度も目が覚めてしまうのが不眠症の症状の1つ、中途覚醒です。
一度目が覚めてしまうと、もう一度寝付くのが難しい症状です。

うつ病と不眠症:早朝覚醒

起床時間よりもずっと早い早朝から目が覚めてしまうのが早朝覚醒です。
まだ眠りたいと思っても、そのまま眠れないことが多いです。

うつ病と不眠症:熟眠障害

時間的には満足できる睡眠時間をとっているにもかかわらず、朝、起きたときにスッキリせず、熟睡感が得られないタイプです。

不眠症の症状や改善方法について

うつ病と不眠症の関係まとめ

うつ病は、不眠症などの睡眠障害を伴うことが多いことがわかりました。
不眠症の症状もさまざまあり、症状が重なることでさらにうつ病を悪化させてしまうこともあるようです。

うつ病と睡眠について、大切な点をもう一度説明します。

  • うつ病はうつ状態が2週間以上続いた状態を指す
  • うつ病は、その症状があることで日常生活に支障をきたしてしまう
  • うつ病は睡眠障害など身体的な症状を伴うことが多い
  • うつ病に伴う睡眠障害は約80%以上の人が自覚している
  • うつ病の睡眠障害のうち、その80%以上が不眠症
  • うつ病と不眠症は悪循環の関係でうつ病を悪化させる原因ともなっている

今現在、これらの症状が出ている方は、病院へ行き適切な処置を受けることをオススメします。