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リスクが高い!睡眠時無呼吸症候群とその症状

リスクが高い!睡眠時無呼吸症候群とその症状

さまざまな症状がある睡眠障害や不眠。
1日くらいなら眠れなくてもたいして害はありませんが、睡眠不足が長く続くとじわじわと心身の健康が蝕まれていくので、あなどれません。

そうした睡眠障害の1つに数えられているのが、睡眠時無呼吸症候群です。
とはいえ、ほかの睡眠障害と比べてみると、やや変わりダネのような存在のようです。
どんな症状があるのか、知っておくべき病気の1つなんです。

睡眠障害の症状や種類について

睡眠時無呼吸症候群の症状とは?

睡眠障害 睡眠時無呼吸症候群

「眠っているときに呼吸が止まっている」。
家族やパートナーのそんな寝姿を目撃したり、逆に指摘されたことはありませんか?

もしあるとしたらそれは、「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。
そのまま放っておくと、症状が重くなったり、生活習慣病を併発したりすることも多く、放置するほどリスクが高まっていく怖い病気です。

次は、睡眠時無呼吸症候群の症状を詳しく紹介します。

恐い病気の1つ睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、名前から想像できる通り、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。
英語では、「Sleep Apnea Syndrome」と言い、頭文字をとって「SAS(サス)」とも呼ばれています。

その症状は、睡眠中、平均して1時間に5回以上、それぞれ10秒以上呼吸が止まったり、低呼吸になったりします。
呼吸ができないわけですから、身体への負担は大きく、日常生活にも影響が出ることが多いのですが、症状が睡眠中に起こるため、自覚しづらいのも特徴です。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人は

睡眠時無呼吸症候群は、成人男性に多い病気ですが、女性も少なくありません。
成人男性の約3~7%、40~50歳代の働き盛りがもっとも多くを占めています。
女性は、約2~5%に見られ、閉経後に多く発症しています。

睡眠時無呼吸症候群よくある症状

睡眠時無呼吸症候群は、呼吸が止まったり、浅くなったりする症状のため、いびきをかいたり、苦しくて起きたりする回数が多くなります。

こうした症状に気がついたり、自覚する症状があった場合は、早めに専門家に相談をするのがおすすめです。

睡眠時無呼吸症候群で起こる睡眠中の症状

睡眠中に無呼吸に陥ることから、それにともなって起こる症状は睡眠中がもっとも激しいものです。

  • いびき
    睡眠時無呼吸症候群のバロメーターともいえる代表的な症状。
    仰向けのときに音が大きくなったり、突然息が詰まったように途切れる場合は要注意です。
  • 夜中に何度も目が覚める
    呼吸が止まる息苦しさから夜中に目が覚める回数が多くなります。
  • トイレに何度も行く
    睡眠時無呼吸症候群は交感神経が刺激されるため、通常であれば抑えられている排尿が促進され、トイレの回数が多くなります。

睡眠時無呼吸症候群で起こる起床時の症状

睡眠時無呼吸症候群の影響は、起きた瞬間にも感じられ、さまざまな症状を起こします。
睡眠不足が原因ですから、さわやかな目覚め、とはいきません。

  • 頭痛がする
    脳が十分休めていないと、頭痛が起こることはしばしばあります。
    睡眠時無呼吸症候群は、どうしても睡眠不足となるため、脳の休息が足らず、起きた瞬間から頭痛がすることがしばしばあります。
  • 疲労感・倦怠感を感じる
    十分な睡眠時間を確保していたとしても、夜中に何度も起きてしまう睡眠時無呼吸症候群の場合、睡眠の質が極端に悪くなってしまいます。
    また、何度も呼吸が止まるため必要な酸素が脳や身体に行き渡りませんので、疲労物質や乳酸などが体内に滞ってしまいます。
    その結果、起床したときから疲労感や倦怠感を感じてしまうというわけです。
  • 口が渇いている
    いびきをかくことから口呼吸となってしまうため、朝起きたときには口が渇いているのが感じられます。
    口呼吸を続けると、空気中の細菌が体内に侵入しやすくなるなど、リスクが高まります。
    また、口呼吸が長く続くことで免疫力の低下も招いてしまいます。

睡眠時無呼吸症候群で昼間に起こる症状

睡眠時無呼吸症候群は慢性的な睡眠不足を招きます。
その結果、昼間の生活に大きな影響を与えるさまざまな症状が表れます。

  • 強い眠気を感じる
    私たちは呼吸せずに生きていくことはできないため、無呼吸になるたびに呼吸を再開させます。
    そのとき、脳も身体も覚醒状態になります。
    一晩中、呼吸を再開させるたびに起きているわけですから、当然慢性的な睡眠不足に陥ります。
    こうなると昼間、緊張しているような状況でも居眠りをしてしまいます。
    居眠り運転で事故を起こした例もあるほどです。
  • 記憶力・集中力が低下
    睡眠時無呼吸症候群を発症して慢性的な睡眠不足に陥ると、脳の休息が十分にとれないため、脳にかかわるさまざまな機能に滞りが起こります。
    そのため、集中力や記憶力、発想力などが低下します。
    また、睡眠中に行われる感情などの整理が十分にできないため、イライラしたり、情緒が不安定になることもあります。

睡眠時無呼吸症候群とその症状のまとめ

睡眠中の呼吸に支障が起こる睡眠時無呼吸症候群。

この病気にかかると、慢性的な睡眠不足に陥いります。
その結果、大きな事故を起こしたり、仕事に支障をきたしたり、人間関係でトラブルを起こしたりするようなリスクの高い症状を起こします。
自覚する症状があったら、すぐに専門家に相談するのがおすすめです。

  • 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠障害や不眠の1種
  • 睡眠時無呼吸症候群の症状は、1時間に5回以上、それぞれ10秒以上無呼吸になったり、呼吸が浅くなる病気
  • 睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠中、起床時、起きている昼間、それぞれでさまざまな症状が見られる
  • 睡眠時無呼吸症候群の睡眠中に起こるもっとも代表的な症状はいびき
  • 睡眠時無呼吸症候群の起床時に起こるもっとも代表的な症状は頭痛
  • 睡眠時無呼吸症候群の起きている昼間に起こるもっとも代表的な症状は異常に強い眠気